オカヨシガモ@頭部の模様個体差?交雑?
この前にも鶴見川で同じように頭部の模様がはっきりツートンになっている個体を見ました。この個体は谷本川で目撃したオカヨシガモの雄の個体です。
この雄の頭部の模様は元々個体差があり、珍しいことではないらしいです。また過去のエントリーを見ても似たような個体を紹介していました。
あまり気にしていなかったのですが、オカヨシガモの雄の顔は薄茶グレーだとばっかり思っていたので模様が有る個体に注目してみました。
ただ、色々と調べているとヨシガモとの交雑種もいるとのことなので、この模様の色合いや、はっきり具合も注目したいと思います。陽の当たり具合にもよりますが、ほんの少し緑色を感じるのは私の気のせいでしょうか?
こちらはオカヨシガモの雌。マガモの雌と似ています。交雑にも色々なパターンと、模様の現れ方、また交雑種じゃなくてもこの頭部の模様がはっきりとしないけど見えるというパターンもあり、判断は難しいところです。
ちなみにこちらは12月8日に撮影した鶴見川でのオカヨシガモです。ちょっとボケてますが、同じく頭部の模様が上記の谷本川での目撃の個体と似ています。オカヨシガモ、シックで美しいカモですが、奥深いポイントがありますね〜。
明けましておめでとうございます。
おそらく、2個体ともヨシガモとの雑種でしょう。確かに、オスの頭部には、羽色の個体差や角度による光沢の違いはあります。ただし、写真の2個体には、それだけでは説明できないオカヨシガモにはない特徴があります。以下、谷本川の個体を①、鶴見川の個体を②とします。
1.白い首輪がある(②で顕著)
2.額に小さな白斑がある(②では妙な形ですが)
3.肩羽に灰色味がある(オカヨシガモでは橙褐色で軸斑が黒)
4.三列風切が通常より長く、灰色味が強い
(オカヨシガモもカモ類の中では長いが、下に曲がるほどではなく、褐色味がある)
5.頭頂部の羽毛が長く、シルエットが違う(②で顕著、①の1枚目)
このほか、体型が丸っこい、頸から胸の鱗模様がヨシガモ的、尾が白すぎる、という気がします。
明けましておめでとうございます(遅)、本年もよろしくお願い申し上げます。
コメントありがとうございます。意識しませんでしたが確かに白い首輪のような模様が見えますね。よく観察してみます。