オオジュリン@横浜市緑区鶴見川
遠かったですね〜、オオジュリン(大寿林)です。川幅の広い鶴見川の対岸にいました。数羽の小群で枯れた葦の間を小さく飛びながら移動していきました。
オオジュリンを撮っているのか葦を撮っているのか?遠いので圧縮効果で画面が葦だらけです。そして曇り空だったのでさらに画像がのぺっとしてますが、オオジュリンなのでいっぱい載せます。
3羽フレームに入りました(目立ちませんが)!オオジュリンはみどりの鳥地区(横浜市北部)ではそんなに頻繁に見られませんが、日本全国で見ると漂鳥です。囀りの「チューチューリーン」から「ジューリーン」となり、コジュリンに対して少し大きいからオオジュリン(オオジュリン)となったそうです。なんかいいですね。
しかし、お腹面が白いですね。これもオオジュリン冬羽の特徴です。遠目にはホオジロ?ですが、お腹を見ればわかります。そして同じくお腹が白いカシラダカですが、オオジュリンの方がより白いです。
あと、コジュリンとの違いは頭央線(白い線)がありません。カシラダカやホオジロにはあるので、見分け方を駆使する必要がありますね。あとは冬場のオオジュリンはほぼ葦原にいるとのこと。ホオジロは葦原で見かけますが、カシラダカを葦原で見かけることはあまり無いような…。
尾羽はいわゆるM尾です。冬場は葦の茎にいるカイガラムシを食べるとのこと。ただ葦の茎をむしっているかのような仕草もよく目撃されています。その場合は茎の中にいる昆虫を食べているとのことですが、葦も枯れても他の動物や生物の役に立つ、さすが「ヨシ(良し)」ですね。
葦の茎に縦に留まってカジカジしているオオジュリンでした。
場所は鴨居と中山の間なので緑区としています。