キンクロハジロ@岩川
ちょっと見慣れない鳥が1羽、岩川に浮かんでいたと思ったらキンクロハジロ雄でした。岩川は恩田川の支流で、川幅も狭くカワセミを近くで見られることでも有名です。
キンクロハジロは、みどりの鳥地区(横浜市北部4区)の随所の池で観察されていますが、河川ではあまり見かけないようです。
特徴である金色の目、黒い体、白い羽とお腹で「金黒羽白」と漢字で書きますが、何よりそのチョロっと伸びた冠羽がひょうきんな表情と合間って人気です。
キンクロハジロの瞬膜
瞬膜?と思わせる目のラインが映りました。瞬膜は野鳥の特徴である、言うなれば薄い瞼です。キンクロハジロでは虹彩よりちょっと濃いオレンジでラインに見える部分があるよようです。そもそも瞬膜とは何かと言うと、
瞬膜(しゅんまく、英語: Nictitating membrane)とは、まぶたとは別に水平方向に動いて眼球を保護する透明又は半透明の膜。第三眼瞼(英語: third eyelid)ともいう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9E%AC%E8%86%9C
とのことなのですが、水に潜ることが出来るキンクロハジロにおいては、水中眼鏡的な役割も果たすのかもしれません。一般的には薄い白っぽいものが多いようです。
伸びのような仕草。ちなみに周りには1羽もおらず、この個体だけのんびりとしていました。以前、神奈川区の滝の川にたくさん浮かんでいるのを見たことがありますが、こちらの方でたくさん群れている姿はあまり見られません。
お腹は白いのですね。そろそろ北の方に移動していくのではないかと思われます。