マガモ雛(アヒル交雑種)@もえぎ野公園
もえぎ野公園にマガモのヒナがいると聞いて行ってきました。お、緑になった葦原の方にいました!
マガモ(アヒル交雑種)のヒナ
マガモのヒナと言いつつも、マガモ自体が交雑がかなり進んでいて、左奥にいるマガモの雄がお父さんだとして、このお父さんも結構交雑具合が怪しいです。そしてなぜかマガモの雄に話しかけるかのように入ってきたカルガモ(コメントよりこちらも交雑種)。手前がマガモの雌?のお母さんです。
そして活発な雛たちがこちらに向かってくるではないですか!これまた可愛いすぎです。何気にカモ類のヒナはいつもカルガモばかりなので、マガモの雛を見るのは初です。
雛は8羽。同じ顔!
これでお母さんはどの子がどの子って分かるんでしょうかね〜。全部で8羽です。前から観察されている方が、以前は9羽居たと教えてくれたので、1羽は何かの餌食となったのかも知れません。
池の中央にある睡蓮の葉の上に上陸。睡蓮の花もいくつか咲いていて、上手くいけば花とヒナというベストショットが撮れるカモ?
結構素早く歩くヒナたち。
素早いです。そして睡蓮の花のある所にはなかなか行ってくれず…。
カルガモの雛との違い
ヒナにどれほどの違いがあるのか?以前撮った恩田川のカルガモのヒナと比べてみました。羽の色味はほぼ同じで、ぱっと見分かりませんが、目から前後に伸びる黒いアイライナーのような模様(過眼線と呼びます)に違いが。マガモのヒナの方が過眼線が前後に長く伸びています。
がしかし!
こちらもカルガモのヒナですが、過眼線、前後に結構長いですね。上のマガモのヒナと酷似しています。と言うことは過眼線は決定打にならず?
色々調べましたが、個体差なども多く、確実な区別方法はないのでしょうか?もし詳しい方がいたら教えてください。
追記:カルガモの雛は嘴の先が親同様黄色の部分があります。ここがかなりの決定打ではないかと!
もえぎ野公園は、池に人が近づきやすくカモたちもガンガン寄ってきます。河川より間近に観察できる点は良いですね。しかし、餌をあげる人も多いのでしょう。
みどりの鳥的には、「野鳥に餌をあげてはいけません」が基本方針です。
マガモ → 体型から多分アヒルです。
「そしてなぜかマガモの雄に話しかけるかのように入ってきたカルガモ。」
→この「カルガモ」も交雑種です。
・過眼線が異様に太い。
・頬が白くなく、頬線がない。
・上嘴の淵にオレンジ色の部分がある。
・胸が茶色い。
・脇に灰色の羽毛がある。
等々からマガモ(多分アヒル)の血が混じっています。