カイツブリ雛@寺家ふるさと村〜新池2019
今年も寺家ふるさと村の新池にてカイツブリが浮巣を作っていました。寺家では毎年カイツブリの営巣が確認されています。もそもそと巣の上で親鳥が動いています。
雛がいました
どうやら抱卵中のようです。カイツブリは日本のカイツブリ類の中で最小です。尾羽と言えるようなものはほとんどなく、潜るのが得意です(飛ぶときの尾羽での姿勢コントロールはどうなんでしょうか?)おや、親鳥の横に何か見えますね?
雛です!親鳥はもそもそ動いているので抱卵もしているのでしょう。先に生まれた雛は巣の端っこで親鳥に寄り添っています。ある意味この状態は愛らしいのですが外敵から狙われやすい危険な状態です。
カイツブリは雌雄で協力して子育て
卵も温めないと、雛も守らねばならないと、しかもこの後さらに雛が孵って忙しくなりますね。夫婦の協力が必要です。カイツブリは雌雄で抱卵し雛の面倒も見ます。ただ雛も比較的すぐに泳げるので、このあたりはカモ類に近いかも知れません。
雛は2羽確認できました。雛の特徴は背中にウリ坊みたいな模様があります。
カイツブリはくちばしの基部に黄白色の丸い模様があります。これがちょっと微笑んでいる(口角上がっている)ように見えて可愛らしい特徴です。
この後雛は背中に乗ろうとしていました。雛は生まれつき背中に乗る習性を持っているんですね…。