ムクドリ幼鳥給餌@横浜市緑区
かなりたくさんの鳴き声が聞こえていたので、ちょっと見てみました。ムクドリの幼鳥が騒いでいたようです。なんとも目立つ場所で「餌くれー」と言わんばかりの左の個体。
ムクドリの幼鳥たくさん
幼鳥の特徴は全体的に褐色でメリハリがありません。また成長の特徴である頰の白さはあるものの、黒い線が入っていません。そのせいか成長より可愛く見えます。幼鳥たちは、この木にたくさん留まっていてみんなピーチクパーチクわめいています。
周りの木の実が気になりますが、特定できず。たくさんなっていますが食べごろはまだ先のようです。
親鳥による給餌
親鳥が餌を持ってきました!中央のがそうです。周りの幼鳥がせがみます。まあ、他の野生動物も皆そうですが、よくこんなにたくさんいるほとんど見分けがつかない(人には)、集団から我が子を探し出せるなぁと感心します。
今回は奥の幼鳥が餌を与えていました。周りは相変わらず、「餌くれ〜」状態です。巣立ったとはいえ、まだまだな幼鳥達。これから徐々に自分で餌を取れるようになるでしょう。
ムクドリの巣の場所
ムクドリは雨戸の戸袋に巣を作るのは好きなのですが、近年雨戸はシャッターのように上に戸袋があるタイプが多く、ムクドリは巣を作る場所に困っているでしょう。ムクドリに限らずスズメ、ツバメなど身近な野鳥はどんどん巣を作る場所が減ってきているようです。
建築材料が巣を作られにくいように進化しているのですからしょうがないのでしょうか?世知辛い世の中、巣を作られても多少許すようなゆとりが欲しいものです。