チュウサギ@鶴見川
遠目に冠羽が立っているのを見てアマサギ?と思ったのですが、まずはこちらの不明瞭な写真。チュウサギが2羽!かなと遠目に判断しました。場所は鶴見川です。周りにはコサギなども数羽いました。
チュウサギ2羽
まずはこちらの個体。1番上の写真2羽の個体のうち、左側にいたものです。チュウサギですよね!?そしてこちらを「嘴が黄色い個体」としました。
この写真を見ると、ダイサギかなぁ?と迷いますが、やはり首が少し太く感じます。チュウサギはそんなに多く見られる訳ではありません。みどりの鳥地区で言うと、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、アマサギくらいの出現頻度です(感覚値)。
羽を少し立てるとアマサギ冬羽?とも思ってしまいます。嘴の先が少し黒いのでも分かります。写真は曇天で明瞭でないのですが、白い鳥を撮るにはこれくらいが良いかもしれません。
もう1羽のチュウサギ
そして、こちらが、一番上の写真の右側にいた個体です。交互に撮っていたので、だんだんどっちがどっちか分からなくなったのですが、こちらを「嘴に黒みが目立つ個体」とします。上の「嘴が黄色い個体」と比較して、ですね。
こっち向きだとよく分かりますが、嘴に黒みがいくつかあります。ここを上の個体との判別ポイントにしました。よってチュウサギは2羽と。嘴の黒みは夏羽から冬羽に移行中と思われます。こちらも遠目にはアマサギ冬羽かな?と思った次第です。上の写真と比べると分かりますが、羽を立てる時の印象と、ペタッとさせている時の印象は結構違うものですね。
チュウサギ動画でもどうぞ
なんてことはないのですが、こちらの「嘴に黒みが目立つ個体」は動画でも撮っていました。採餌をして歩き回ったので、脚が黒だと分かります。こうしている間にもう1羽の「嘴が黄色い個体」はちょっと離れた場所に飛んでいきました。
ダイサギ改めチュウサギ
そしてこちらは50mくらい離れた上流にいたダイサギ。比べれば脚や体、嘴の長さなど各パーツが大きいことが分かります。
追伸:コメントにてこちらもチュウサギとのこと。
アマサギは、嘴が黒くなることはありませんので、違います。
コサギは、嘴が黄色くなることはありませんので(趾を見るまでもなく)、違います。
ダイサギは、口角(ここでは、口がここまで開くという線)が、目の下を越えます。
写真の個体は、いずれも口角が目の下止まりですので、ダイサギではありません。
チュウサギです。
一番下もチュウサギですか!
口角の判断が決め手かと思っていますが、明らかに目の下を超えないとダイサギではないという事なのですね。。。ありがとうございます。
こんにちは。
サギ山(サギの巣と寝床)がJR鴨居駅 パナソニック前に辺りの河岸にあったのですが森の木が2019年12月末に全て根こそぎ伐採されてしまいました。
夏に確認した時は、夜間目視で30羽近くいました。
とても残念です。
現在は対岸の小さな木に10羽程度夜寝床として戻って来ているようです。
(2020年1月確認)
チュウサギは絶滅危惧種なのに、どうにか保護出来ないのでしょうか?
反対岸の木は、人通りも多く、以前の人が来れないような河岸ではないのでとても気の毒です。
今後は、鶴見川で見れる各種サギの数が激減するかと思います。嫌だなぁ…
私も見ました。去年の鶴見川の増水時にかなりの倒木があり、大規模な災害対策のようです。残念です。今回は本当に根こそぎなので、今後河原をどう整備するのか?非常に疑問です。