ルリビタキ雄@四季の森公園

おお!これは!この鳥は!毎年目撃だけはなんとかしているのですが、写真にはなかなか撮れず思いを募らせていたルリビタキ雄。太陽は斜めですが、なんとか撮れました。場所は四季の森公園です。

もう少し近づくことができました。ルリビタキが向いている方向がまさに太陽真正面。美しい青い羽は全くの影でございます。
あらためて基本情報など。
ルリビタキ
- ルリビタキ(瑠璃鶲・Red-flanked bluetail)
- スズメ目ヒタキ科ルリビタキ属
- 全長14cm
- 横は鮮やかなオレンジ色の羽があり、英名(Red-flanked=脇が赤い(オレンジ))の由来となっているとのこと。雄は鮮やかなブルーでその名の通り「瑠璃」の由来ですが、雌はオリーブ色で地味。雄の成鳥1年目(若い時期)は雌に似てあまり青くないという特徴があります。

こちらを見ました。これ以上は近づかない方が良さそうです。
ルリビタキの雄は成鳥の1年目はさほど青くなく、雌に近い色をしています。これは、若手をあえて見た目から区分することにより、若い個体を大事にし、生存競争を高める効果があるのでは?との研究があります。

今回の個体は、光の加減でせっかくの青さが伝わりませんが、おそらく2年目以上の成鳥と思われます。

上の写真を、きっと明るいところで見たらこんな色なのだろうと想像を巡らせて加工したのがこちらです。みどりの鳥的には、夏の幸せの青い鳥は「オオルリ」(かなりのレア度)、冬の幸せの青い鳥は「ルリビタキ」(常連)と言いたいです。
青い羽を持つ「瑠璃三鳥」というのがあって、オオルリ、コルリ、ルリビタキだそうで、全てヒタキの仲間です。

この時は朝の縄張り巡回タイムだったのでしょうか?この位置ではヒタキ特有の「カッカッ」という声のみ発していましたが、森の奥では定番の「ヒンッヒンッ」という声は聞こえてきていました。

この時期の四季の森公園の紅葉です。とはいえもう12月。やはり葉が色付くのは遅くなってきているのでしょうか?
参考URL【「青い鳥」で知られるルリビタキ。若いオスの羽の色が地味なのには理由があった!】
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=444