シジュウカラ近くで観察@四季の森公園
シジュウカラ近くに来てバチっと撮れたのでアップいたします。冬のこの時期はエナガやコゲラなどと混群で行動している事が多いですが、この時はシジュウカラだけの小群で行動していました。
改めて基本情報など。
シジュウカラ
- シジュウカラ(漢字:四十雀 英名:Japanese tit)
- スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥類。
- 全長:約14〜15cm(スズメぐらい大きさ)体重:約15g
- 日本全国で4亜種が、漂鳥または留鳥として分布
- 頭部は黒、頬のあたりが白で、背中の上部に黄色がかったオリーブ色から灰色へとグラデーションがあり美しい。大雨覆の先が白で、翼を閉じていると白いラインに見える。首から下に縦に伸びる黒い帯があり、雄は太め、雌は細めの傾向がある。
立派なネクタイ模様
シジュウカラの特徴でもある、首元からネクタイのように縦に伸びる黒い帯。なかなかダンディーです。こちらは雄でしょう。真っ黒に思われる頭部も光沢があって光が当たると青味がかかっているように見えています。
地面に降りて採餌し始めましたが、かなりの至近距離です。冬場なのでお腹が減って餌探しに夢中で、こちらを警戒していない感じでした。シジュウカラは雑食で、いろいろ食べ、地面から木の枝、電線、細い枝、草むらと行動力と行動範囲も抜群です。
落ち葉の中もガサゴソと。もう少し経つと木の芽などをついばむ姿も見られるでしょう。
身近で多才な小鳥の代表格
枯れた葦の幹をつついて中にいる虫などを食べます。この縦留まりも得意です。シジュウカラは様々な鳴き声を出すことも特徴の一つです。
「ツーピー、ツーツーピー」などの大きな声の囀りから、「ジュクジュクジュクジュク」などの警戒を現すと思われる鳴きごえ、「ツーピー」と言った短めの挨拶かのように聞こえる鳴き方まで実にバリエーション豊富です。
この鳴き声のバリエーションで高度なコミュニケーションを仲間と取っているとのこと。
シジュウカラ…。やはりスズメの40倍スゴイのかも知れません。