オオジュリン@新横浜公園〜港北区
動いていなかったら分かりませんでした。枯れた葦の茎が揺れているのを遠目に確認し、何か留まる鳥を発見。茎間を上下左右に動き回っていました。
オオジュリン
- オオジュリン(漢字:大寿林 英名:Common Reed bunting)
- スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
- 全長:16cm
- 留鳥または漂鳥。夏は本州北部の平原・葦原などで繁殖し、冬は本州以南で平地・農耕地・枯れた葦原などで小群で見られる。
- 夏羽のオスの頭部は黒くなり、頬線が白。胸の辺りに細い縦斑があり、それよりしたのお腹は白い。翼は赤褐色で黒の縦斑がある。冬の頭部は地味な褐色になり雌の体色に近くなる。雌は眉斑と頬線の白い部分が目立つ。雑食だが、種子や昆虫を食べる。葦に中にいる昆虫を、茎を引っ剥がして食べる。
写真右上に居るのを入れて3羽確認できます。ただ葦の奥にも潜んでいれば、もう数羽は居そうです。場所は新横浜公園の大池です。
いつも枯れた葦原に居ます
オオジュリンは、過去にも、鶴見川、恩田川などの葦をつつきまくっている姿を冬場になると見ることが出来ます。ただしょっちゅう居るかというとそうでもないのですが、いる時はいつも枯れた葦原にいるので、すっきりした写真が撮れませんね(腕不足?)。こんな写真ばかりですみません。
ちょっと拡大トリミングです。どうでしょう?遠目に横向きを見るとホオジロに見えましたが、やはりお腹の色で分かります。また右の写真のように茎に縦に留まるのもオオジュリンの得意技です。
こちらを見ているのでしょうか?雄の夏羽は見事なズグロ(頭が黒い)です。ただ、この頭が黒い状態をみどりの鳥地区(横浜市北部)で見ることはほぼ出来ません。ちなみに似ているコジュリンは、かなりのレア鳥ですが、関東だと千葉県などで見られるようです。
他のジュリン系に比べて嘴が丸みを帯びているのも特徴です。横をむいているとなんとなく分かります。特に上嘴。
去年はよく似ているレア鳥、シベリアジュリンが市内でも見られたようです。みどりの鳥地区にもやってきて欲しいですね(来てたりして)。