ヒバリ@横浜市緑区

ヒバリが上空で春を告げました。横浜線沿線の田んぼで見られる、初春の風物詩です。改めてヒバリの基本情報を。
ヒバリ
- ヒバリ 漢字:雲雀(鸙、日晴鳥) 英名:Eurasian skylark
- スズメ目ヒバリ科ヒバリ属
- 留鳥または漂鳥としてほぼ全国。北海道では夏鳥。
- 全長:17cm 翼開長:32cm
- 初春に開けた場所(みどりの鳥地区は田んぼが多い)で上空に舞い上がり、複雑な囀りをかなり長く続ける姿は非常に目立つ。この姿が「春告鳥」とも呼ばれる所以。しかし、普通に地上にいるとさして特徴はなく、冠羽が立っていると判断しやすい。雌雄同色。頬は褐色で、羽、体の上面は黒褐色の斑がある。体下面は白っぽい。亜種ヒバリ、亜種オオヒバリ、亜種カラフトチュウヒバリなど亜種が多いが見極めは困難を極め、また亜種ヒバリ以外はレア鳥。

揚雲雀(あげひばり)
上空で長く複雑な囀り(分かりやすいフレーズでは全くない)ですが、どこか心が和む通りの良い声です。この上空でホバリング囀り(と言いつつちょいちょい移動している)時の脚が曲がっていて、飛んでいる時に足を後ろにまとめる様な姿勢とは違う気がします。

地上に降りると目立たない
ですね。保護色も相まって目立ちません。この近辺でもうすぐカップルが誕生して営巣していると思われます。春の花と緑をバックにヒバリをキレイに取れるタイミングは非常に少ないでしょう。このサイトでもいつもこんなショットです。

ヒバリは人の名前にも使われ、自治体のシンボルにも数多くなっています。昔から人々に親しまれてきたのでしょう。ただ、この揚雲雀以外は、ひっそりとしているらしく、また冬は群れで過ごすとのこと。
群れのヒバリを見てみたいです。