バン@幼鳥もえぎ野2020
今年も定番のもえぎ野公園です。バンの親子が見られました。カルガモ(マガモとハイブリッドの可能性あり)のヒナも育っており、去年に引き続き賑やかになっています。
バンの親子〜幼鳥2羽
一番上は赤い額板が目立つ成鳥です。そして近くには幼鳥が2羽。2羽同時に写っているショットがこれだけでした。
立派な脚と長い趾はバンの特徴です。このバン幼鳥は羽の状態を見ても今季生まれたのではないかと思います。バンは雛から自分で採餌できるようになるまで25日前後ということなので、3月につがいになった親から生まれた幼鳥と考えれば、これくらいになっていてもおかしくないかと。
そしてバンは幼鳥や若鳥が親の2回目の子育てを手伝うということが確認されています。いわば兄弟で子育てするということになります。この2羽がこれからの子育てを手伝う姿が見られるかもしれません。
この公園は近場で見られるということもあり、人馴れしています。クイナの仲間は本来警戒心が強いのですが、そこまで強くないバンもここではノビノビしています。
でも、親は常に幼鳥を追うように目を配らせております。おそらく、この2羽に至るまでに犠牲はあったでしょう。まだ飛べないと思うので油断は禁物です。
泳ぎは結構スイスイと。
平気で近くまでやってきます。
この草食えるかな?
バン
- バン 漢字:鷭 英名:Common moorhen
- ツル目クイナ科バン属
- 全長:32cm 翼開長:52cm
- 本州北部では夏鳥・それより南では留鳥か冬鳥 河川・池・湖沼・湿地など