ヒメアマツバメ@営巣〜横浜市港北区
ヒメアマツバメが飛び回っていました。単独で狙ってシャッター切ってもほとんど上手く撮れないので、こちらはビデオで撮影したものから静止画として抜き出しております。
単独で写そうとするとこんな感じが限界でして…(私の腕的に)。顎の下が白いからヒメアマツバメ であることが分る?と言っても、左の翼も白い…。かなり日光に左右されていますね。でもヒメアマツバメなんです。
ヒメアマツバメ
- ヒメアマツバメ 漢字:姫雨燕 英名:House swift
- アマツバメ目アマツバメ科アマツバメ属
- 留鳥または漂鳥
- 全長:13cm 翼開長:26〜28cm 体重:20〜35g
- 群れで行動し、日中はほぼ飛び回っている。全身は黒褐色で雌雄同色。喉と腰が白く脇腹まで食い込む。尾羽が凹尾だが、少し短め。似ているアマツバメは尾羽が長く一回り大きい。イワツバメは体下面がほぼ白いことで見分けられる。「チュリリィ」と鳴く。
尾の形、腰の白が目立つショットがあるかと思います。映像からの抜き出しだと群れで飛んでいるのがわかりやすいです。距離もあったので逆に分かりやすく撮れたのではないかと思っています。
ヒメアマツバメ は留鳥です。冬にも目撃されているので、みどりの鳥地区(横浜北部)でも通年で居ると考えて良いでしょう。
飛ぶ姿がブーメランのようです。
ヒメアマツバメ営巣
橋の下のくぼみに頻繁に出入りしていました。
こちらは動画の方がわかりやすいです
冬場も見られるヒメアマツバメ。やはり住み着いているのでしょうか。
ヒメアマツバメは最近見られるようになった?
ヒメアマツバメは近年になってから日本で生息域を広げてきたとのこと。
1929年に大東諸島において採集例が認められたのみ〜
Wikipediaより
1929年の6月に最初に記録され、その後、1967年に繁殖が確認されたとのこと。その後もしばしの間は特定地域で見られるレア鳥でしたが、1980年代に入ってから生息地を拡大し、現代に至るとのこと。なので、最近いろいろなところで見られるようになった野鳥と言っても過言ではないかも知れません。
そんなヒメアマツバメが、みどりの鳥地区で見られるのも嬉しいことです。
ちなみに、ツバメは「スズメ目」ですが、ヒメアマツバメは、「アマツバメ目」なので、ちょっと違うんですよね。似ていると思うイワツバメ は「スズメ目」です。