エナガ幼鳥@横浜市緑区

久々のエナガのエントリーとなりました。小群で枝から枝へ、素早くちょこまかと移動中、良いところに留まってくれたのでこんな感じにおさまりました。羽の色などが幼鳥ですが、成長に近づいている感じでしょうか。

幼鳥の特徴としてまぶたに赤みがあります。こちらの個体はそれほど赤くありませんが、少し感じると思います。成鳥は黄色に近くなります。
あらためまして、エナガの基本情報など。
エナガ
- エナガ 漢字:柄長 英名:Long-tailed tit
- スズメ目エナガ科エナガ属
- 留鳥(または漂鳥として九州以北の森林、平地、公園や民家の庭など幅広く生息)
- 全長:14cm 翼開長:16cm 体重:8g
- 尾羽が長いが、体は非常に小さく丸く、そして軽い。身近に見られる可愛い小鳥ランキング上位。名前の由来はまさに尾の長さからであり、カタチは「柄杓」に例えられる。黒く太い眉毛のように見える部分は背中まで繋がっており、この眉斑がなく白いシマエナガというのも可愛い小鳥として人気がある。肩羽と下尾筒に淡いブドウ色の部分がある。嘴は非常に短く黒、脚も黒。ジュリリリ、やチュリリリと鳴く。雌雄同色で4亜種が分布する。

羽がぽさぽさしています。こちらも成鳥はもう少し綺麗にもふもふしています。この羽のボサボサ具合=幼鳥という分けではないですが、羽が成鳥仕様に換羽中なのでしょうか?

そんな目立つところに留まると猛禽に狙われますよー。
エナガ幼鳥別個体

ちょうどお顔が見えませんが、やはり羽の色のから幼鳥でしょう。エナガの巣立ちは特徴的で、通称「エナガ団子」と言われ、これまた可愛いと人気です。「エナガ団子」で検索すれば画像や映像が出てくると思います。

エナガは珍しくありませんが、いざ可愛く撮ろうと思うと難易度が上がります。また、雛のいないつがいが他の子育てを手伝う、ヘルパー行動をとるとのこと。捕食されやすい小鳥の生存率を高める手段でしょうか。
おまけのホオジロ

近くの電線で気持ちよさそうに囀っていました。場所は三保市民の森です。