コサギ@横浜市緑区 鶴見川〜恩田川
空を数羽の白い鳥が飛んでいるのが見えたのでシャッターを切りました。コサギのようです。サギ類は飛ぶ時に首をS字に曲げて引っ込めたような姿勢になるのが特徴です。
コサギは基本群れでいますが、この時期のみどりの鳥地区(横浜市北部4区)では1羽で河川などで採餌しているところをよくみます。ちなみにここは鶴見川上空。
改めてコサギの基本情報など
コサギ
- コサギ 漢字:小鷺 英名:Little egret
- 全長:61cm
- ペリカン目サギ科コサギ属
- 留鳥(本州以南の全国の河川、水田、湖沼、湿地など)
特徴
ダイサギ、チュウサギ、コサギの順に小さいが、アマサギはコサギより小さい。白鷺(白っぽいサギの総称)の中では最小。趾(あしゆび)が靴下を履いているかのように黄色い。嘴は通年で黒だが、繁殖期には嘴基部が赤っぽくなる。夏羽は冠羽が2本長く伸び、胸や背中に飾り羽が現れ、フワッと巻き上がるのも特徴。雌雄同色。みどりの鳥地区ではほぼ全域の田んぼや河川、池などでみられる。脚で水底をかき回すような仕草をして、飛び出てきた獲物を食べると言う採餌テクニックを使う。
コサギ羽繕い
こちらは、上空写真とは別の個体で恩田川ですが同日撮影です。1羽が片方の羽を下ろすようにして羽繕いをしていました。嘴がアイスピックのように鋭いですね。魚に突き刺さってしまうのも分かります。
夏羽の背中の飾り羽が良くわかります。ちょっと外側にハネるのが特徴です。風にたなびくとベールのようで美しいです。
思わず縦の写真も。しかし、美しいこのコサギですが、気性はちょっと荒く、餌場で大きなアオサギさんに「ガァーッ」と威嚇したり、仲間同士で小競り合いする様子も良く見かけます。
一本足でさらに羽の奥を羽繕い。面白いポーズです。
コサギは、脚で水を掻き回す漁を披露しますが、嘴を水面に付けて波紋を起こし、それを水面に落ちた餌と勘違いさせて、おびき寄せた獲物を採ると言う高等テクニックも行うとのこと(レアケース)。
参考
https://www.wbsj.org/nature/public/strix/23/strix23_09.pdf
ササゴイはフライフィッシングをすることでも有名ですが、サギ類はちょっと賢いのでしょうか?
コサギ写真をモノクロ加工
あまり写真の加工はしないのですが、モノトーンにしてみました。これはこれで味がある?
おまけのチュウサギ?コサギ?
同じ日に空で見かけた、これまた白鷺類の飛翔3羽。実はもっと暗かった写真ですがかなり明るくしました。チュウサギでしょうか?特定難しく。
さらにおまけのアオサギ
この時期は田んぼでアオサギも多く見かけます。しかし…。暑いです。