チュウサギ@カエルを食す横浜市緑区

ちょっと大きめのシラサギを遠目に確認。足の色ですぐにコサギではないとわかりました。場所は恩田川。ちなみにタイトルの「カエルを食す」は下部でご紹介です。
チュウサギアップ

川の中程に居たので、アップで撮れました。黄色い虹彩の周りにさらに黄色いアイリングがあります。眼先(嘴へとつながる部分)もやや緑気味の黄色です。嘴の黒みは夏羽(繁殖期)から冬羽への途中でしょうか。

チュウサギはダイサギに比べてややずんぐりで、脚も真っ黒です。コサギは靴を履いているかのように黄色なので、まずは脚先(趾=あしゆび)を見ると分かります。
近かったのでパシャパシャと撮りました。チュウサギは、夏鳥で関東では冬見ることは滅多にありません。南西では一部留鳥です。みどりの鳥地区では南西に移動する途中に寄ってくれるのでしょうか?

そしてタイトルにした画像の出番です。
チュウサギ田んぼでカエルを食す

下流まで行って戻ってきたら、稲穂が垂れ下がる田んぼにまたチュウサギ。先ほどの個体が移動したのでしょうか?

カエルをゲットした様です。

すぐに飲み込まずに、「カエルとったよー」とでも言わんかの様。しかしカエルは哀れかな。
飛んだ!ピンボケもアップ。少し移動してまた採餌をはじめていました。田んぼは本当に野鳥にとって恵の場ですね。毎年農作業をしている方には頭が上がりません。
チュウサギ基本情報
- チュウサギ 漢字:中鷺 英名:Intermediate Egret
- ペリカン目サギ科コサギ属
- 全長:65〜72cm 翼開長:105〜115cm
- 夏鳥として本州以南(北海道でごく一部) 西南で一部留鳥 南西諸島では冬鳥