ヨシゴイ幼鳥@横浜市港北区
ヨシゴイが登場です!しかしながら、はっきりと全身は撮れず。葦原に隠れた姿をかろうじて見ることができました。羽の模様から幼鳥です。
このシーンは何かというと、カエルを飲み込んだところなのです。
ヨシゴイ幼鳥カエルを食す【動画】
こんな撮影状況ですが、カエルを飲み込んでいるのが分かると思います。こんなですが、ヨシゴイなのでアップいたしました。
当時の状況を説明しますと…。
まずは大池を散策。葦原を隅々まで見たのですが、確認できず。諦めて帰ろうとしたら、足元(こちらがわの岸)から1羽の小さな鳥が飛び立ち対岸の葦原へ!
ヨシゴイは小さい
その小さい鳥は葦原の奥へと入っていきました。この時点ではヨシゴイだと確約が持てなかったのですが、近くにカエルがいたのを目印に覚えておいて、双眼鏡でその周辺をくまなく探しました。
そして、ふとそのカエルがいなくなっていたのです。そして、急いで動画を撮ったのが上の映像。目印にしていたカエルはなんとヨシゴイ幼鳥が平らげていました。
図鑑などでは日本最小のサギ類と書かれていますが、実際に見るとより小さく感じ、そのサイズ感に驚きました。
しかし全く動かないので、こちらが移動してなんとか顔が見えました。
新横浜公園でのヨシゴイは3年前の2017年にも幼鳥が確認されています。もしかしたら毎年来ているのかもしれませんが、とにかく横浜市北部ではヨシゴイが見られる数少ないスポットであることは間違いありません。
全然良い写真ではありませんが、アップです。ヨシゴイなので。
「葦原の忍者」「蓮田の忍者」「茗荷の妖精」など数々の異名を持つヨシゴイ。成鳥もやってきてくれることを期待しています。
追記2022年の目撃情報
ヨシゴイ
- ヨシゴイ 漢字:葦五位、葭五位 英名:Yellow bittern
- ペリカン目サギ科ヨシゴイ属
- 全長:全長31〜38cm 翼開張:53cm
- 夏鳥として全国の葦原、田んぼ、湖沼、湿地など。南西諸島では一部越冬。
主な特徴
日本のサギ類の中で最も小さく、葦原などに隠れて開けた所にはなかなか出てこない。体上面は一様に茶褐色で、体下面は白味がかかったうすい茶黄色。雌雄同色で、虹彩は黄色、頭頂に青味がかかる。羽を広げると風切り羽と雨覆の紺色と白が目立ち、ふわふわ葦原の上を飛ぶ。喉から首にかけて茶褐色の縦線(5本)があり、この部分が首を伸ばして静止、もしくはゆらゆらと揺れると葦原に溶け込み擬態する。ハス田も好み、ハスの葉の上を歩いたり、ハスの花の茎に留まっている姿は印象的。幼鳥は全体的に濃い褐色の縦斑が目立つ。