シマアジ雄@鶴見川
春に繁殖羽のシマアジ雄を目撃したという情報と写真を提供いただいたのでご紹介します。かっこいいですね〜。場所は鶴見川やや下流とのこと。
この雄の白い眉斑が名前の「シマ」の由来です。そして「アジ」は味とのこと。検索で調べると真っ先に魚の「シマアジ」が出てきます。もちろん、野鳥に詳しくない人に「シマアジ」と言ったところで、寿司屋さんを思い浮かべられてしまうでしょう。
今年の4月に鶴見川の新横浜公園より少し下流でやけにカッコいい鴨を見つけ、調べたところシマアジでした。
情報提供者より
これまでは秋に観察されていましたが、春にも立ち寄っていることが判明しました。情報誠にありがとうございます。
シマアジは小さく、コガモよりちょっと大きいくらいです。飛ぶと雨覆の綺麗な青灰色が目立つということで見てみたいものです。
この時期の鶴見川は要チェックになりそうです。
シマアジ 基本情報
- シマアジ 漢字:縞味 英名:Garganey
- カモ目カモ科マガモ属
- 全長:37〜41cm 翼開長:58〜69cm
- 旅鳥として春秋に渡来
主な特徴
繁殖羽の雄はその白く明瞭で後頭部まで続く眉斑が目立つ。頬から胸は細かい鱗状にも見える褐色の模様があり、肩羽は笹の葉のよう(カール状)に下がり、白、黒、雨覆の青灰色が並び美しい。脇は白っぽく細かい模様がある。雌は地味で全体的に茶褐色。コガモの雌に似るが過眼線が黒く、眉斑の薄い褐色と過眼線の下も薄い褐色。また嘴の基部に白い部分があることで見分けられる。
全国の河川、池、水田などで春は3月〜4月、秋は9月〜10月にやってくる。みどりの鳥地区ではかなりのレア度。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。