ハクセキレイ@谷本川周辺

ハクセキレイが間近でかわいく撮れたのでアップです。最後のエントリーが2018年の6月だったので、ハクセキレイの情報を長らくお届けしていませんでした。
ハクセキレイ

- ハクセキレイ 漢字:白鶺鴒 英名:White Wagtail(Japanese Pied Wagtail)
- スズメ目セキレイ科セキレイ属
- 全長:21cm
- 留鳥または漂鳥
主な特徴
スズメより大きく、ムクドリより小さい。尾が長いため大きく見える傾向がある。雄の夏羽は、頭頂が黒、額から眉が白、黒い過眼線(個体や亜種による)、腮(さい)から頬が白、喉から胸元に黒い部分がある。体上面は黒、体下面は白。長い尾羽は黒で外側が白い。雌は全体的に灰色っぽい。嘴と脚は黒。幼鳥は全体的に灰色がかかる。尾を上下によく振り、波状飛行しながら「チュチュン」と鳴く。虫やクモなどを食べる。
都市部では人の前を案内するかのように、飛んでは止まりを繰り返したりする。また、都市部の街灯近くに集団で眠ったりし、人との関わりが深くなりつつある。
ちょっともふもふ

こういうアングルで見ると白っぽさが目立ちます。白いビニールハウスの上に留まっているのでさらに白い感じがキレイになりました。

ちょっとモフモフショットです。喉の黒い部分が夏羽だとより黒くなりますが、上の写真などを見ると第一回冬羽になりつつある若鳥でしょうか?
ハクセキレイ別個体

こちらは同日撮影の別個体です。陽が当たって嘴が反射していますが、上で紹介している個体よりも、黒い部分がはっきりしている感じです。断定は難しいですが、冬羽の雄ではないかと思います。

ハクセキレイはみどりの鳥地区(横浜市北部)では普通にいる野鳥ですが、亜種が多いのでチェックは必要です。
ちょっと離れた場所にて別小群

こちらは谷本川上流の別の小群です。4羽フレームに入ってくれました。実際には7〜8羽いました。ハクセキレイは1羽でいることも多いですが、小群も形成します。

ハクセキレイは歩くのも得意だと思います。目にも見えない早さで脚を動かしてトコトコトコトコと歩きます。
ハクセキレイは亜種多し

上は最初の個体が別の場所に移動したものです。
日本では7種の亜種が確認されているとのこと。なので、基本は、亜種ハクセキレイと呼ぶのですが、それ以外に、
- ニシシベリアハクセキレイ
- シベリアハクセキレイ
- メンガタハクセキレイ
- タイワンハクセキレイ
- ホオジロハクセキレイ
- ネパールハクセキレイ
がいるそうです。亜種の見分けは難しいですが、黒い過眼線がないタイプは分かりやすいですが、目撃例は少ないようです。青葉区でホオジロハクセキレイの目撃例があります。
ハクセキレイカメラ目線おまけ(別日撮影)


ハクセキレイ、奥が深いです。