コジュケイ@横浜市緑区
しかし、近くで鳴くと本当に大きい声のコジュケイです。声はすれども姿は見えずのコジュケイですが、こんなに出てくると思わなかったので、慌ててブレブレです。
おっと、後ろからさらに別個体が出て来ました!
コジュケイ基本情報
- コジュケイ 漢字:小綬鶏 英名:Chinese bamboo partridge
- キジ目キジ科コジュケイ属
- 全長:27cm
- 留鳥(外来種)
主な特徴
額から後方に伸びる部分と、胸上部は青灰色。それに挟まれるように頬と喉が赤茶色。体上部は、灰褐色と濃い褐色、褐色による斑がある。体横から下部は、薄い黄褐色で、脇には丸い褐色の斑がある。ウズラに似てずんぐりしているが、ひとまわり大きく尾羽は長め。雌雄同色だが、脚の「跗蹠(ふしょ)の後ろに小さいトゲ(蹴爪)があるのが雄。
1900年初頭に飼われていたものが、放鳥され居着いたとされる外来種。鳴き声も特徴的で、「ピィッピョックワィ、ピィッピョックワィ」と大声で連続して鳴き、だんだんトーンダウンして終わる。他にも「ビャーッ」っと悲鳴のような声や「キョキョキョ」などと鳴く。草陰に隠れていることが多く開けたところにはあまり出てこない。
出て来た後ろ(右)の個体がでかい!いや、というか手前の個体が小さい?のでしょうか?今年に生まれた若鳥でしょうか??
しかし、すぐに草むらの方にさっさと隠れてしまいました。
コジュケイは鳴かないとほとんどどこにいるか分からず、いきなり草陰から飛び立ったりして驚かせます。
四季の森公園では、朝方コジュケイが鳴きだすと呼応するかのように他のコジュケイも鳴きだす、と言った合唱状態に出くわすこともしばしば。
騒々しいですが実際にはウズラのように丸っこくて可愛い鳥です。
つまらない事を、書いてみます。コジュケイの「チョットコイ、チョットコイ。」の声が新治の森から聞こえて来る度に思い出す事があります。1950年代でしたが、和歌山県職員だった父が、進駐軍の指示で、横浜港に届いたコジュケイを受け取って運び、県内に放ちました。そして、我が家の庭にも小屋を建て、数羽を入れて観察することになり、早朝から「チョットコイ、チョットコイ!」とけたたましく鳴いていましたが、程無く、逃げてしまいました。そして、県内の山からも全部居なくなったそうです。やはり、野鳥は、やたらと移動させても上手く行かないのでしょうね。お写真のコジュケイを感慨深く拝見しました。
コメントありがとうございます。このサイトにも、お父様が放ったコジュケイの子孫が写っているかもしれませんね。