オシドリたくさん@横浜市青葉区(動画あり)
たくさんオシドリがやってきました。この時はざっと数えても50羽以上いました。今季もバードウォッチャーの目を楽しませてくれそうです。
朝方だったので暗かったです。なのでちょっと鮮やかさに欠けますが、動画も比較的じっくり撮れたのでアップいたします。
オシドリ動画いろいろな仕草
つがいと思われる雌雄の様子や、ちょくちょく雄が別の雄を追いかける様なことをします。例の首こっくんも。これを見るとまさにオシドリ夫婦。
しかしオシドリの雄は色合いもさることながら、羽の形も本当に面白いです。特徴的な銀杏羽。これは大きな一枚羽です。
雌雄です。雌も他のカモの雌に比べると特徴的です。胸から腹、脇にかけての白い斑紋や、目の周りが白くそのまま線となって伸びている部分など。ただ、雄もエクリプスの状態だと、雌に近い状態になります。
こちらも雌雄。雌の嘴の付け根の赤が目立つ個体でしょうか? 幼鳥は、雌にある胸の斑紋が、縦に細かくあり、雌に近い状態ですが、嘴の色が赤なので雄とわかるとのこと。
後ろ姿です。雄の頭がリーゼント状態ですね。
赤髭状態です。この写真の嘴の付け根からおでこ、頭、後頭部までの色の変化が玉虫色です。ひとつ上の写真の後頭部まで見ると緑、青、赤と。嘴から見ると順に、赤、緑、青、赤、そしてまた青に戻ります。なんともカラフル。
雌がこっちを見てくれました。暗いですが、オシドリなのでたくさんアップです。札幌では営巣して雛など子育ての様子が間近に見られるとのこと。
みどりの鳥地区でも、こうやって美しい姿が見られるのはありがたいことです。
オシドリ基本情報
- オシドリ:漢字・鴛鴦 英名・Mandarin duck
- カモ目カモ科オシドリ属
- 漂鳥または冬鳥(主に本州中部より北で繁殖し、冬は以南で越冬する)
- 全長:45cm 体重:500〜600g
主な特徴
オシドリの特徴はなんと言っても雄の美しくも派手な繁殖羽。グリーンからオレンジ、さらに紫(緑?)へと後ろに伸びる冠羽、喉元から頬にかけてひげのように見えるオレンジの飾羽、また三列風切は鮮やかなオレンジ色の銀杏状(銀杏羽)でこれまた目立ちます。雌は地味な灰褐色。アイリングから目元後ろに伸びる白い線がある。翼鏡は青。みどりの鳥地区では池や貯水池など局地的に冬に飛来する。草陰や物陰を好むが「ビュルル!」や「クワッ!」と結構大きな声で鳴く。