ノスリ@横浜市港北区
冬のみどりの鳥地区で、よく見られる風景となりました。カラスに追われる猛禽類。今回はノスリです。
はるか遠くからずっと追われっぱなしです。カラスも相当しつこいです。
ノスリ基本情報
- ノスリ 漢字:鵟 英名:Eastern Buzzard
- タカ目タカ科ノスリ属
- 全長:雄50〜53cm 雌53cm〜60cm 翼開長120〜140cm
- 留鳥(中部地方以北)それ以南では冬鳥
主な特徴
頭頂から体上面は黒褐色で濃淡がある。雌雄ほぼ同色だが雄より雌がひとまわり大きい。虹彩は暗褐色だが、幼鳥は黄色。飛んでいる時は、翼角周辺に黒斑が目立つ。腹巻き状にお腹に褐色部があり、ちょっとずんぐりして見える。翼指の数は5枚。
日本では亜種ノスリ、亜種ダイトウノスリ、亜種オガサワラノスリの3亜種が居たが、亜種ダイトウノスリは絶滅したとされ、亜種オガサワラノスリも絶滅危惧種。
ノスリの特徴である、羽の黒斑。晴れていたせいか、白く見えますが腹巻きもばっちりです。他の猛禽類に多い、尾羽に黒帯がないのもノスリの特徴です。
どんどん離れていってしまいます。ノスリは新横浜公園に居着いているようです。獲物が多いのでしょうか?
その名の通りノスリは「野擦」と呼ばれる地面スレスレに飛ぶと言われますが、あまり見たことはありません。ノスリはそんなに匍匐飛行をせず、チュウヒの方がするので、両者の名前が入れ違っているのでは?という諸説があります。
カラスまだまだ追います。彼方へ消えていきました。