カイツブリ@子育ての夏の様子【動画あり】と冬の様子
毎年見られる風景ですが、今年もエントリーいたします。カイツブリの子育てです。動画も撮りました。
カイツブリ夏の様子
上の写真を別アングルから見てみました。まんじゅうみたいですね。ふかふかのクッションです。
抱卵しているのかな?と思ったら、ひょっこり雛が見えました。背中に乗ってたのですね。詳しい様子は動画でどうぞ!
カイツブリ子育て動画
相変わらずの手持ち動画ですが、手持ちとズーム率の割りに頑張っていると思っています。55秒くらいにカルガモが飛び込んできて、幼鳥がみんなびっくりして潜るのですが、潜水が早い!
背中に乗っている親鳥と、幼鳥に餌を与えているのは、別夫婦ではないかと思います。ここは寺家の新池ですが2世帯が子育て成功でしょうか?
幼鳥は5羽
カイツブリはヘルパーをすると聞きます。ヘルパーとは、若鳥やつがい以外の成鳥が子育てを手伝うことです。
最初の親鳥の背中に乗っていた雛が何羽か確認できませんでしたが、同じく新池のこちらは幼鳥5羽。以前カイツブリは寺家の大池でよく子育てをしていましたが、近年はこの新池での営巣が多いようです。成功率もこちらが高いような気がします。
冬のカイツブリ
冬のカイツブリも紹介します。気が夏のつけば子育てエントリーが多いので、1年中冬のみどりの鳥地区にいるカイツブリも紹介しないと!
ちょっと古いのですが、以下の写真は2019年11月3日の写真です。
こちらは恩田川です。この日は色々なところでカイツブリに出会ったので、単独エントリーにしようかなと思って取っておいたのですが、忘れてたのでこの機会に貼っておきます。
カイツブリは冬羽になると色が黒から褐色寄りになり、ほっぺの赤みも薄れ全体的にコントラストも弱くなります。若鳥で1年目の冬羽はこんな感じになります。嘴もほぼ黄色っぽく、この個体は若鳥でしょう。
カイツブリ鶴見川
こちらのカイツブリは成鳥で、頬の赤みが薄れているものの夏羽っぽさが残っています。個体差によって白っぽいカイツブリというのもいるらしいです。
新横浜公園のカイツブリ
こちらは新横浜公園にいたカイツブリ。こちらも若鳥(最初の冬羽)の特徴を持っています。頭が黒っぽいのも特徴の一つ。この時期の新横浜公園はカンムリカイツブリもやってきます。
かなり過去のエントリーではこの若鳥1回目冬羽を冬羽成鳥のカイツブリとしていた記事が結構ありました。間違ってましたね。
カイツブリ基本情報
- カイツブリ 漢字:鳰 英名:Little Grebe
- カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属
- 留鳥として全国の池・湖沼・河川など 東北以北では夏鳥
- 全長:26cm
主な特徴
水面に浮き巣を作り、そこで抱卵・子育てをする。親鳥は背中に雛を乗せて育てる姿が微笑ましく、都市部の公園などで人気になることしばしば。日本のカイツブリの仲間としては最小で、雌雄同色。夏羽は頬の部分から顎の横、首くらいまで赤くなる。虹彩と嘴の基部が黄白色。冬羽は赤い部分が少し目だたくな理、範囲も狭くなる。尾羽が短く、脚のついている位置も後ろ寄りで、潜水が得意。水の中ではかなり素早く泳ぐことが出来、小魚や甲殻類などの獲物を捕食する。