イソヒヨドリ雌雄@恩田川
イソヒヨドリの雌が給餌用と思われる虫をいくつか咥えている写真をご提供いただきました。今回は管理者が近くで撮った写真も交えてのエントリーとしています。
そしてこちらは管理者が見た雄です。曇りなのでこんなですが、場所は上の雌が撮影された恩田川と鶴見川が合流する付近です。この辺りは以前からイソヒヨドリが目撃されています。
街の鳥となったイソヒヨドリ
イソヒヨドリの遡上と、都市部での目撃例は近年どんどん多くなり、営巣もかなり確認されているそうです。みどりの鳥地区でも、その傾向は強まっていると思います。ちなみに早渕川でも雄が目撃されています。
上で真っ黒だった写真も明るくすればこの通り。綺麗なイソヒヨドリの雄です。
そして今回、給餌のための餌を咥えた写真からは営巣が予測できます。となると囀りも聞くことができそうですね。
余談ですが、イソヒヨドリはマルタの国鳥だそうです。旧通貨のマルタリラのコインには餌を咥えたイソヒヨドリが描かれています。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Maltese_lira
イソヒヨドリ基本情報
- イソヒヨドリ 漢字・磯鵯 英名・Blue Rock Thrush
- スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属
- 留鳥または漂鳥として全国の海岸、河川、港など
- 体長:23cm
主な特徴
ヒヨドリと名前についているが、分類上はヒヨドリとは関係ない。「磯」とついているが、近年内陸部での目撃例が増え、生息域が広がっている傾向がある。雄はブルーと鮮やかめの赤褐色という目立つ綺麗な色合い。雌は地味で全身が灰褐色、鱗のような斑がある。
この投稿は情報提供者による写真と内容を元に構成しています。