チュウサギ@横浜市緑区田んぼ
チュウサギが水を張り始めた田んぼに降り立ってました。全身見えたので、脚の色ですぐに分かりました。飾り羽も見えています。
縦にドーンと。初夏の嘴は黒で、目先は黄色です。
でも嘴基部は黄色で、全部真っ黒にはなっていませんね。サギ類は同種、異種が集まってコロニーを形成して子育てすることが多いですが、みどりの鳥地区でコロニーがあるという情報は聞いたことがありません。
コロニーは糞害やなどが問題視されがちで近隣の住民も困るとのことです。昔は横浜市北部でもあったんでしょうか。ざっと調べましたが分かりませんでした。もしどなたか知っていたら情報をお寄せください。
チュウサギ嘴アップ
今まで見たことがあるチュウサギの中ではかなり嘴が黒いです。この時期ならではですね。チュウサギは何気に一部で準絶滅危惧種扱いです。確かにみどりの鳥地区でも、ダイサギやコサギより見る機会が少ない気がします。
というわけで嘴がかなり黒っぽく飾り羽もあるチュウサギをお届けしました。
チュウサギ基本情報
- チュウサギ 漢字:中鷺 英名:Intermediate Egret
- ペリカン目サギ科コサギ属
- 全長:65〜72cm 翼開長:105〜115cm
- 夏鳥として本州以南(北海道でごく一部) 西南で一部留鳥 南西諸島では冬鳥
英名の Intermediate は、まさに中型の意味。
おまけのアオサギ
近くにいたのでおまけでアオサギも。
冠羽も見事。グワッっと結構大きな声で鳴きながら上空を飛んでいることも。
サギ類のコロニーと呼べるのかどうか判りませんが、横浜市緑区の鶴見川河川敷に、2019年までは、毎日10羽~20羽の白鷺(おそらくコサギ中心)が寝ぐらにしていました。カワウも一緒に寝ていましたので、いわゆるサギ山、というような状態だったと思います。ただ、ひな鳥は見ていないので、繁殖していたかどうかは判りません。この場所も、2020年初頭に樹木が全部伐採されてしまい、サギ類もいなくなってしまいました。
コメントありがとうございます。そうですね。枝のあるある程度大きな木が一切なくなってしまいましたね。代わりに葦原にオオヨシキリが増えた気がします。