ヒメアマツバメ@横浜市北部上空
通年見られるのですが、あまりに上手く撮れないヒメアマツバメをご紹介します。
こちらのショットで喉の白と腰の白が確認できると思います。アマツバメの喉は白くありません。とにかく素早くずーっと飛んでいます。羽ばたきとターン、滑空を繰り返しています。
ヒメアマツバメ基本情報
- ヒメアマツバメ 漢字:姫雨燕 英名:House swift
- アマツバメ目アマツバメ科アマツバメ属
- 留鳥または漂鳥(みどりの鳥地区では留鳥)
- 全長:13cm 翼開長:26〜28cm 体重:20〜35g
主な特徴
群れで行動し、日中はほぼ飛び回っている。全身は黒褐色で雌雄同色。喉と腰が白く脇腹まで食い込む。尾羽が凹尾だが、少し短め。似ているアマツバメは尾羽が長く一回り大きい。イワツバメは体下面がほぼ白いことで見分けられる。「チュリリィ」と鳴く。
ヒメアマツバメ群れ
基本は群れでいるのですが、ランダムにぶんぶん飛び回っているので「群れでいる感」を出すショットが難しいです…。下の映像後半(過去撮影)が群れでいる感じが撮れているのでぜひ参考までに。
しかしながらスチールだと、せいぜいフレームに入るのは2羽です。。。
短いM尾が特徴ですが、開くと普通の尾羽ですね。イワツバメの古巣を利用することもあるそうです。行動範囲ですが、鶴見川上流を遡って恩田川近辺の田んぼ上空での目撃、また鶴見川も綱島寄り下流での目撃情報もあるので、ここを中心に8〜10kmくらいが行動範囲ではないかと予想します。
アマツバメの仲間では、寝る時も飛んでいる種類もいるそうで、ハリオアマツバメに至っては高速モードで130km/h、マックスで240km/hをマークするとのこと!アマツバメ類は結構ヤバイ野鳥です…。ヒメアマツバメの全長は13cmなのに、翼開長はその倍以上あることも飛び続けるための進化に他ならないでしょう。
おまけオオタカ?
ふと遠くに目をやるとカラスに追われる猛禽を発見。しかし遠い…。
オオタカでしょうか?