セグロカモメ2羽@激しく鳴く

たまたま渋い顔つきになっていますが、セグロカモメです。冬になると鶴見川、恩田川を遡上して横浜市北部へとやってきます。

この個体は電線に止まって、急に激しく鳴き出しました。

もう1羽のセグロカモメが飛んでいるのを見て、激しく鳴き出したのです。
鳴いてる様子を動画でどうぞ
他の動画も混じっているので、該当の箇所は1分36秒くらいからです。この留まっているセグロカモメが飛んでいるセグロカモメと会話するかのように鳴いていました。

飛んでいる方のセグロカモメは旋回しつつ、遠くへ飛び去りました。一瞬、恩田川がどこかの港かのようにセグロカモメの鳴き声が響き渡りました。

セグロカモメの声は海外では「大きな笑い声」と例えられ、港を想起させる効果音としてもよく使われます。

セグロカモメは、いわゆる「スカベンジャー」です。屍肉を喰らう類の動物ですね。これはこれで自然界では「掃除屋」さんとして重宝される存在です。
セグロカモメ基本情報
- 名前:セグロカモメ 漢字:背黒鴎 英名:Herring Gull
- チドリ目カモメ科カモメ属
- 冬鳥としてほぼ全国
- 全長:61cm 翼開長:145cm
主な特徴
冬羽は頭部から胸のあたりに褐色斑があるが、夏羽では真っ白。嘴は黄色で先の下部に赤い斑がある。体上面は灰色で初列風切羽の外側一部が黒、さらに白斑があり、羽を畳んでいると目立つ。足はピンク色。幼鳥は全体的に褐色斑があり、成長羽になるまで5年くらいかかる。雌雄同色。