ダイサギ@寺家ふるさと村
遠くから何やら飛んでくる大きな鳥。大雨から湿気、太陽が出てと天気が目まぐるしく変わるこの頃。寺家ふるさと村は稲穂が実り出していました。
亜種チュウダイサギ
田んぼに舞い降りました。嘴はほぼ黄色。目元に若干緑色っぽさが残るのは婚姻色から冬羽に移行中? 一番上の写真の飛んでいる時に足が見えてますが黒ではないかと判断できます。
↓こちらは4月の亜種チュウダイサギ
寺家でダイサギはそんなに多くは見られませんが、いると言えば居るようです。寺家の特徴をあるバーダーの方が言ってたのですが、「数(鳥の)は多くないが種類は多い」と寺家ふるさと村の特徴をズバリ表現しておりました。
サギ類のみどりの鳥地区(横浜市北部)での出現割合(個人主観含む)は、
アオサギ | 通年で多く見られる |
コサギ | 通年で多く見られる |
ダイサギ | ほぼ通年だが夏〜秋によく見られる傾向あり(鶴見川では多め) |
ゴイサギ | ほぼ通年だが幼鳥(ホシゴイ)は夏(鶴見川では少なめ) |
チュウサギ | ほぼ通年だが夏〜秋によく見られる傾向あり(鶴見川では多め) |
アマサギ | 初夏から秋にかけて散見 |
といった感じでしょうか?(もちろんみどりの鳥地区内でもバラつきあり)
全身が見えませんね。
何かに反応して空を見ていました。この首の細長さと嘴の長さもダイサギのポイント。
↑拡大トリミングするまでもないですが、一応口角チェック。
ダイサギ
- ダイサギ 漢字:大鷺 英名:Great Egret
- ペリカン目サギ科アオサギ属
- 全長:80〜104cm 翼開長:140〜170cm 重さ:約1kg
- 場所により夏鳥・冬鳥・漂鳥 一部亜種が大陸より冬鳥として飛来
特徴
日本のサギ類としてはアオサギに並んで最大級。故にか他のシラサギ類から分けられ、2012年の分類改訂でアオサギ属になった。繁殖期に嘴は黒、付け根が緑色になる。冬羽では嘴は黄色くなり、若鳥も黄色。雌雄同色。嘴の口角が目の位置より、奥まで食い込む(チュウサギは目の下で止まる)。国内で繁殖するのは亜種チュウダイサギ。冬にやってくる亜種ダイサギは一回り大きく脚が黄色っぽい。首を曲げてゆっくりと羽ばたいて飛ぶ。ガァァと鳴く。
飛びました、が、ピンボケ。ですが、足が見えているのでアップです。やはり黒灰色。
この時期田んぼからひょっこり首を出している、サギの仲間によく出くわします。
ダイサギ〜動画もどうぞ
ちょこっとですが動画も撮りました。後半スズメがお米をつついています。