オナガガモ@みどりの鳥
私の中ではダンディーなカモとして通っているオナガガモです。この「焦げ茶色の顔と、嘴の両サイドのグレー、スッと長い燕尾服のような尾」がダンディーたる由縁です(とか言ってるのはみどりの鳥だけです、念のため)。この特徴を備えているのは男子(雄)です。しかも冬になるといっそうこの特徴は顕著になるとのこと。秋になってみどりの鳥地区にやってきたようです。
そしてこれがオナガガモ女子です。あまり特徴がないかに見えますが、細かな模様も色相が統一されていて美しいですね。カルガモやコガモに見られる次列風切羽の突如として見られる青や緑もない(のちに雄には緑と茶色があることが判明)ので、統一感がオナガガモ女子の特徴と言えるでしょうか。おや?なんか1羽後ろで八墓村のように、逆さ磔の刑に処されている…、というのは冗談ですが…
このダンディーなオナガガモが、こんなにファニーな姿になろうとは…。ネットではおなじみのこのおしりまるだしのジタバタ潜りショット。ジタバタ潜りとはちょっと失礼ですね、食事のためには仕方ありません。水草などを摂るためにはちょっと深めに潜る必要があります。しかし、カイツブリなどのように完全に潜らない、というよりは潜れないんでしょう。水上を泳ぎやすいように、身体が浮くように出来ているのでしょうか? また強力に水をはじく羽が、身体の下半身(後半部分)に集中しているというせいもあるでしょう。カモさんの体型はご存知の通りお尻に重心があるようです。
こうしていればダンディーなのに、潜っている姿とのギャップがなんとも言えないオナガガモさんでした。
▼衝撃のジタバタ潜りの動画はこちらから
最初と最後におしりプカプカ潜りをしています!