オオタカ・チョウゲンボウなど横浜北部でみられる猛禽類

この後ろ姿は?そう、チョウゲンボウ雌ですね。秋は猛禽ラッシュです。ちょっとまとめ的にエントリーさせていただきます。
チョウゲンボウ雌
ここは、鶴見川ですが新横浜公園より下流です。チョウゲンボウをはじめ、トビ、ノスリ、オオタカなどもよく見られる場所です。
チョウゲンボウ基本情報
- 名前:チョウゲンボウ 漢字:長元坊 英名:Common Kestrel
- ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
- ほぼ全国で留鳥、または冬鳥
- 全長:雄33cm 雌39cm 翼開長:60〜78cm 体重:雄約150g 雌約190g
クリック(タップ)で拡大できます。チョウゲンボウの雌は雄よりひとまわり大きいです。ここにしばし留まってから飛び立ちました。
オオタカ?

後ろ姿でお尻ですみませんがオオタカかと。見つけた時からこの姿勢、そして、

飛び立ってしまいました。付近にはカモ類がのどかに居るのですが、颯爽と飛び出し。
オオタカ基本情報
- 名前:オオタカ 漢字:蒼鷹、大鷹 英名:Northern goshawk
- タカ目タカ科ハイタカ属
- 全長:雄50cm 雌58.5cm 翼開長約:100〜130cm
- 留鳥として九州以北 南西諸島では冬鳥

しかもバッチリこちらを睨んでおりました。この2枚しか撮れず。
チョウゲンボウ雄

恩田川沿いの田んぼまで来たところでまたも別のチョウゲンボウに遭遇。こちらは灰色頭なので雄です。ハヤブサ髭と呼ばれる目の下から伸びる黒い縦斑もバッチリ。

よく見ると足元に何か捕まえているようです。虫?甲殻類?何でしょう?ちょっと分かりませんが、ここに留まる前に、畑に降り立てっているように見えたので何かを捕獲したようです。
そして飛び立ちました。が、
チョウゲンボウさらに別個体?

飛び立った先には豆粒大にしか見えませんが、確かに居ます!もう1羽のチョウゲンボウ??

もしかしたらオオタカ幼鳥かなーっとも思いましたが、どうでしょう?映像にもかろうじて映せました。この留まっている猛禽を、威嚇するかのような飛行が58秒くらいのところで見られます
チョウゲンボウ動画
動画の後半はシジュウカラ〜ダイサギ捕食シーンなども撮れたのでちょっとご紹介。
みどりの鳥地区(横浜市北部)〜その他の猛禽類
もちろん、たまーに見られるものも含め、横浜市北部の開けた河川、田畑の上空では色々な猛禽類がみられます。ちょっとまとめ的にご紹介します。
ノスリ
秋から冬にかけては市民の森などでも見ることができます。
トビ
身近な猛禽類ですが、みどりの鳥地区ではそんなに多くはありませんが、もちろん見られます。
ミサゴ
かなり少ないですが数回ほど目撃例があります。
オオタカ
今回も紹介しておりますがオオタカは居着いていると言っても良いかと。よく見られます。
ハヤブサ
少ないですが鶴見川でも目撃例があります。
ハイタカ
こちらは幼鳥ですが、ハイタカの目撃も多いです。
サシバ
渡の途中に見ることができます。
ツミ
おっと忘れてはいけません。都会派猛禽ツミです。営巣例も複数あります。
身近にこんなにたくさん猛禽類がやってくる横浜市北部。皆様も外出する時は空を見ながら歩いてみてはいかがでしょうか?