カイツブリ@大きな魚を食べる【動画あり】
最初遠目に見た時は、何を咥えているのだろ??とびっくりしましたが、大きい魚でした。魚に詳しい方でしたらこの見え方で何の魚か分かりますでしょうか?
飲み込めるのか?と思って動画にしました。魚的には小魚かもしれませんが、カイツブリ的には大物でしょう。
カイツブリにしては大きな魚を食す
魚はぐったりしているところ見ると、下処理は済んでいたようです。見事に平らげました。近くにはもう1羽いましたが、一旦水中に潜ってから、川岸へ移動。何とか飲み込みました。
動画にはおまけでモズのカエル捕食とカワセミも。モズはカエルを咥えたまま、落ち着かない感じでしたのでもしかして早贄に?なんて。
カイツブリ第1回冬羽
この淡い感じと嘴の色がかなり黄色寄りなので、第一回冬羽かと。ちょっと赤っぽい個体と、若鳥っぽい個体の2羽でいました。
ここ数日見かけているので、居心地が良いようです。みどりの鳥地区では、夏は池で子育てし、冬は河川でも流れの緩やかなところで見られます。
カイツブリは嘴基部に白い部分が入るので、ちょっと口角が上がっているようで、にやっとしているように見えますね。
カイツブリ別の日に撮ったもの
こちらの個体は赤い部分が目立ちます。
カイツブリが飛んでいるところを見たい
しかし、カイツブリはほとんど池や河川で浮かんでいるところしか見たことがありません。見たとしても、たまに水面を飛ぶくらいで数メートル移動するだけ。飛んでいるところより潜水している姿の方が多く見られることを考えると鳥としてどうなのって感じですよね。
検索しても大空を飛んでいる写真はほとんどありません。英語で検索して数枚出てくる程度で、見ると首を伸ばして、足が後ろについているのでミッドシップタイプの飛翔姿勢です。
飛んでいるカイツブリを見てみたいものです。
カイツブリ基本情報
- カイツブリ 漢字:鳰 英名:Little Grebe
- カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属
- 留鳥として全国の池・湖沼・河川など 東北以北では夏鳥
- 全長:26cm
主な特徴
日本のカイツブリの仲間としては最小で、雌雄同色。夏羽は頬の部分から顎の横、首くらいまで赤くなる。虹彩と嘴の基部が黄白色。冬羽は赤い部分が少し目だたくな理、範囲も狭くなる。尾羽が短く、脚のついている位置も後ろ寄り。
特徴的な行動
水面に浮巣を作り、そこで抱卵・子育てをする。浮巣は水面に見えている部分の5倍以上沈んでいる部分がある。親鳥は背中に雛を乗せて育てる姿が微笑ましく、都市部の公園などで人気になることしばしば。潜水が得意で、水の中ではかなり素早く泳ぐことが出来、小魚や甲殻類などの獲物を捕食する。