アリスイ@横浜市港北区

数少ない目撃情報から、いるよいるよとされていたアリスイ。この度はアリスイの写真と情報をご提供いただきましたので、ご紹介させていただきます。
アリスイ新横浜公園にて

秋から冬にかけて関東地方では見ることができますが、基本レア鳥です。横浜では大池公園(こども自然公園)や舞岡公園などで目撃例があるようです。鶴見川のやや下流、やや上流でも目撃例があるので、運が良ければ見られそうなので、頑張りたいところです。
アリスイはキツツキの仲間

提供いただいた写真だとちょっと寒かったのか、モフモフしていますが、普段はもっとシュッとしています。長い舌を出して蟻を捕まえて食べることからアリスイ。こう見えてキツツキの仲間なんですよね…。
鋭い嘴でトントン木を突く印象が強いですが、キツツキの仲間はみな舌が長いのも特徴なのです。
アリスイ基本情報
- 名称:アリスイ 漢字:蟻吸 英名:Eurasian Wryneck
- キツツキ目キツツキ科アリスイ属
- 東北地方以北では夏鳥 それより南では冬鳥
- 全長:17〜18cm
主な特徴
全身は茶褐色で灰色味がかかる。細かく複雑な模様があり、枯れ葉や落ち葉のカモフラージュとなる。黒褐色部分は線状にも見え、身体下部は、白っぽく黒褐色の細い横斑がある。
キツツキの仲間としてはキツツキらしくない異色を放つ存在。足は対趾足(たいしそく)だが、他のキツツキのように縦に木に留まらず、横枝に普通に留まることが多い。警戒のために首をよく回すことが英名「Wryneck(リーネック)」の由来。
長い舌を使ってアリを絡めて捕食する。名前もここからだが吸っているワケではない。その他にも小さな昆虫、蜘蛛、カエルなども食べるという。

色々他の方の記事を見ていると、秋口に現れ、見慣れない野鳥のせいか、よくモズとせめぎ合いをしているようです。
ぜひ私もお会いしたい野鳥です。
情報提供者のブログは下記より。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。
昨年の3月初旬に私も新横浜公園でアリスイを観ました。次回訪問する時も出るといいのですが、運次第ですね。
コメントありがとうございます。3月初旬でも見られましたか。10月で見られている情報もあるので、結構長い期間いるのかも知れませんね。みどりの鳥地区でぜひ見たい鳥です!