ホシハジロ雌雄@もえぎ野公園
ホシハジロを間近に見られるのがもえぎ野公園です。ここは夏場はバンやカルガモ、マガモが営巣していて野鳥を近くで見られるなかなかのスポットです。
今回は動画も撮れたので、一緒にどうぞお楽しみください。
ホシハジロ動画
雌は最初寝ていましたが、途中で起きて行動しはじめます。後半は雄も登場、潜水も披露してくれました。
ホシハジロ雌
寝ている?感じでしたが、カルガモだったでしょうか?近くを通過した時に起きました。まあ、野鳥は寝ていると言っても基本半眠りなのですが…。
なかなかはっきり撮れました。黒い目が可愛いです。
ちなみにこのもえぎ野公園は、迷鳥メジロガモが2019年に立ち寄ったこともあります。
もえぎ野公園、あなどれず。冬は池の大きさの割に、カルガモ、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オカヨシガモなど、種類豊富にやってきます。
ホシハジロ雄
こちらは雄です。ちなみに小さいながらうっそうとした葦原があったのですが、公園整備のため結構刈り取られてしまいました。今年は夏のバンの子育てが見られるかどうか?
ホシハジロではなく、アカクロハジロ(キンクロハジロっぽく)の方がしっくりくるような。しかし、この羽の細かい模様を「星」に例えるあたりはネーミングセンスを感じます。
飛ぶと翼に白い翼帯が見えて、前から順に「アカクロハジロ」になるんですけどねぇ。
この面構え。強そうな感じです。
が、英名のポチャードという可愛らしいネーミングが気になります。
ホシハジロ基本情報
- 名称:ホシハジロ 漢字:星羽白 英名:Common pochard
- カモ目カモ科スズガモ属
- 全長:45cm 翼開長:80cm
- 冬鳥として全国の水辺に飛来
主な特徴
雄は頭部が赤茶色で、虹彩も赤。嘴は付け根から黒、灰色、また黒となる。体は全体的に灰色で細かい模様があり、この模様を「星」と見立て、羽の白から名前の由来とされる。胸と上尾筒、下尾筒は黒。雌は頭部から胸が茶褐色。他は灰褐色で褐色味が混じる。喉は白でアイリングも白。嘴は黒褐色で灰色も混ざる。虹彩は黒。
主な行動
大きさの割に潜水が出来て、勢いをつけて潜り水性植物の茎などを食べる。たまに甲殻類なども。求愛行動(ディスプレイ)は頭を後ろに跳ね上げて「カクン」とさせる。みどりの鳥地区では、冬場に主に池や遊水池で見られるが、河川では少ない。