コジュケイ@鳴いている姿【動画あり】
コジュケイが間近に現れてくれました。この時期は、繁殖に備えてか草木の新芽を食べる野鳥をよく見ますが、コジュケイも食べてました。
コジュケイと言えば声はすれども姿は…の代表的な野鳥ですが、ついに!その鳴いている姿を動画で撮らえました!
コジュケイ鳴いている姿を動画でどうぞ
早朝だったので、ちょっと暗い中、遊歩道沿いを2羽で歩いていました。ガビチョウや、ウグイス、シジュウカラが大きな声で鳴く中、はじまって40秒くらいのところで、他の鳥に負けるかとばかりに囀りを披露しています。
しかし、天に向かって全身使って鳴いてますね。小さいのに大きな声です。
コジュケイ2羽
動画を見ればお分かりですが2羽で居ました。おそらくつがいではないかと思います。
時たま寄り添っていました。仲睦まじいです。
コジュケイ雄
コジュケイはほぼ雌雄同色ですが、上の画像の通り、脚の後ろにトゲみたいのが生えているのが雄です。「蹴爪」と呼ばれ、ニワトリのキジの雄にも見られるとのこと。ちなみにコジュケイはキジの仲間です。
仲睦まじいです。
ちなみに地鳴き?で鳴いている姿も以前に動画で撮影したことがあります。
コジュケイ地鳴き?動画
コジュケイは色々な声を出します。「ピャーッ」と雄叫びのような(いや女性の悲鳴のような)声や、上の動画のような声も出します。ちなみに「チョットコイ!」と鳴くのは雄です。
最後は2羽とも草むらに入っていきました。
コジュケイに似た台湾特産の「テッケイ」というのが、兵庫県で同じく放鳥され繁殖しているとか。テッケイも生息域が広がって、みどりの鳥地区にやってくるのでしょうか?
ちなみに幼鳥は、赤みが薄く地味な感じです。下記のエントリーで紹介しています。
コジュケイ基本情報
- 名称:コジュケイ 漢字:小綬鶏 英名:Chinese bamboo partridge
- キジ目キジ科コジュケイ属
- 全長:27cm
- 留鳥(外来種)みどりの鳥地区では年間を通して市民の森や、竹藪、民家の庭先など。
主な特徴
額から後方に伸びる部分と、胸上部は青灰色。それに挟まれるように頬と喉が赤茶色。体上部は、灰褐色と濃い褐色、褐色による斑がある。体横から下部は、薄い黄褐色で、脇には丸い褐色の斑がある。ウズラに似てずんぐりしているが、ひとまわり大きく尾羽は長め。基本は雌雄同色だが、脚の「跗蹠(ふしょ)」の後ろに小さいトゲ(蹴爪)があるのが雄。
1900年初頭に中国から持ち込まれ、飼われていたものがかご抜けし居着いたとされる外来種。鳴き声も特徴的で、「ピィッピョックワィ、ピィッピョックワィ」と大声で連続して鳴き、だんだんトーンダウンして終わる。他にも「ビャーッ」っと悲鳴のような声や「キョキョキョ」などと鳴く。草陰に隠れていることが多く開けたところにはあまり出てこない。