トビ@横浜市青葉区
大きな鳥が旋回していくのが見えました。トビだとすぐに分かりましたが、枝に留まったので撮ってみました。場所は寺家ふるさと村です。
もちろん、珍しいわけではないですが、みどりの鳥地区で比較的近くでじっくり見られるいい機会と思って色々とアングルを探したですが、枝がどうにも…。
トビ枝に留る【動画】でどうぞ
が、枝被りはさして変わらず。手ブレてますが、色々な鳴き声が入っているのと「ピーヒョロロロ」の声も聞けました。しかし、この鳴き声って独特ですよね。
こうやって時たま、顔の向きを変えてくれる瞬間を狙ったのですがやはり枝被り。
トビへの餌やり
一部の地域では、トビが人が持つ食べ物を目掛けて奪いにやってきます。これは最初に餌を上げ始めたのが原因で、人は食べ物を持っているとトビが認識し、奪うようになってしまうと聞きました。トビが最初に人から食べ物を奪ったのではなく、「人がトビに餌をやる→トビは餌を持っている人を覚える→狙うようになる」という悪循環からなのです。
こういった場所では「トビに注意」というような看板が掲げられ、一見トビが悪者かに見えます。それは、大きな猛禽類が空から、自分めがけて飛んできたら恐怖でしょう。でも、悪いのは最初に餌をあげた人なのです。
ちなみにこのトビが留まった場所は、釣り堀が近くにあります。
凛としつつ目はくりくりでちょっと可愛いトビ。
結局これがベストショットとなりました。
トビ基本情報
- トビ 漢字:鳶 英名:Black Kite
- タカ目タカ科トビ属
- 全長:雄59cm 雌68cm 翼開長:157〜162cm
- 留鳥、漂鳥としてほぼ全国
主な特徴
身近な存在の大型猛禽類。繁殖期はつがいで行動し、それ以外は群れでいることが多い。全体的に茶褐色。身体下面は縦の褐色斑があり、幼鳥は白っぽくさらに目立つ。外側の初列風切り基部が白く、飛んでいる姿を下から見ると白斑となって目立つ。虹彩は暗褐色。雌雄同色。翼指は6枚。尾羽がバチ状になる。空中で凧のように羽ばたかずにほぼ静止する(ハンギング)、もしくはゆるやかに移動する飛行法が得意。「ピーヒョロロロ」と鳴く。
おまけのホオノキ(朴木)
これから大きな花を見せてくれるでしょう。