イソヒヨドリ@新横浜
すっかり都会の野鳥になってしまったイソヒヨドリ。古い図鑑をみると、「海岸や岸壁〜などにいる」と紹介されていますが…
ここは、ビルの屋上にあるフェンス。もちろん、磯にも居るのですが。
この写真をみると分かりますが、赤色は、脇横くらいで一度青になって、また下尾筒から赤色になります。おしゃれです。
この時も、囀りが最初に聞こえて見上げたら、てっぺんにいました。街中で、こんなにもイソヒヨドリのキレイな声が聞こえてくるようになるとは。
イソヒヨドリ雄動画
あんまり動かないのですが、動画もどうぞ。
動画の最後の方、1分あたりで一声鳴いてくれました。響き渡りっぷりでここがビル街であることが分かります。
ビルは数10階はあるであろう、かなり高いところです。
イソヒヨドリ基本情報
- イソヒヨドリ 漢字・磯鵯 英名・Blue Rock Thrush
- スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属
- 留鳥または漂鳥として全国の海岸、河川、港、都市部など
- 体長:23cm
主な特徴
雄は頭部から背、胸、羽は青。雨覆の一部と風切羽は濃い黒紺。腹から下尾筒は赤褐色で、目立つ綺麗な色合い。雌は地味で全身が灰褐色で、鱗のような斑がある。嘴と脚は黒。幼鳥には雨覆の先に白斑がある。
「磯」とついているが、近年内陸部、都市部での目撃例が増え、生息域が広がっている傾向がある。ヒヨドリと名前についているが、分類上はヒヨドリとは関係ない。
イソヒヨドリ別日に撮影
2022年4月30日に別の場所で撮影した別個体。
こちらも駅の近くの街灯に留まっていました。
目立つところに留まって囀るのは、縄張りの主張ですが、イソヒヨドリはモズのように、繁殖期以外は1羽で縄張りをもつとのこと。