ツミ親子@横浜市都筑区

ツミの幼鳥と巣立ちの情報をご提供いただきましたので、ご紹介いたします。しかし、このツミ幼鳥の写真、カメラ目線でウィンクしているかのような愛嬌っぷり。見事なショットです。
ツミ営巣

こちらの写真は、幼鳥と母鳥でしょうか。
幼鳥の胸からお腹にはハート型の斑があります。
低いところからもう一羽の呼び声がします。枝の低いところに目を凝らすと、そこには朝日に半身を照らされたツミの一番子が降りておりました。雌は一番子の脇で獲物を啄んでは一番子に渡していきます。まだまだ甘え盛りのようで、10分ほど親子の食事を見せてくれました。
情報提供者より
幼鳥は数羽いるようです。
今年は空梅雨で先週は猛暑でしたからコンディションの違いでどうなるか気を揉んでおりましたが、こうして巣立ちを迎えたツミの番には感謝と尊さを感じました。二番子以降も楽しみに待っております。
情報提供者より

幼鳥の虹彩は黄色ですが、少し濁って見えます。
ちなみに昨年青葉区で観察した幼鳥はこちら。
こちらのツミの幼鳥も同じような虹彩の色をしています。
ツミ親鳥

こちらは、母鳥でしょう。
梅雨はすぐに明けてしまい、いきなり猛暑と目まぐるしかった今年の夏のスタート。無事に子育てをしたツミ夫婦。お疲れでしたが、幼鳥が餌を自分で捕れるようになるまで、まだまだ頑張りどころです。

こちらは父鳥。お腹の横斑が薄いタイプのようで、個体によってはほとんど白に見えるタイプもいます。
この投稿は情報提供者 による写真と内容で構成しています。
情報提供者のブログはこちら
https://birdmemorandum.tumblr.com/
ツミ基本情報
- ツミ(漢字:雀鷹・英語:Japanese sparrowhawk)
- タカ目タカ科ハイタカ属
- 全長オス27cm、メス30cm ・体重75-160g
- 留鳥または夏鳥
主な特徴
漢字も英名も「スズメみたいなタカ=小さいタカ」と表している通り、最小のタカ。 雄は雌より一回り小さく、虹彩の色は赤褐色、羽(体の上面)は暗青灰色でお腹の脇に赤茶みが少し見られる。雌の光彩は黄色で、羽(体の上面)は褐色が混じり、お腹には細めの横斑が目立つ。雌雄ともに黄色いアイリングがある。幼鳥はお腹横に太めの黄斑と、お腹の中部にハート型の斑がある。高い声で「ピョーピョーピョピョピョ」と鳴く。
みどりの鳥さま、
素晴らしい記事を頂き、ありがとうございました。
今朝、3番子の存在を確認しています。1番子の巣立ちから1週間遅れでしたが、嬉しい限りです。
ありがとうございます!3羽が巣立ったのですね!良かったです!