ホンセイインコ@横浜市青葉区
電線にちょっと大きめな鳥が数羽見えました。逆光側から、順光側に回り込むと、ホンセイインコ(亜種ワカケホンセイインコ)でした。
ホンセイインコ11羽
11羽居ました。元々暑いところにいた鳥なので、夏になるとやはり動きが活発になるんでしょうか? 住宅街上空を「キュー、キュー」と鳴きながら飛ぶ姿もよく見られます。
曇りだったので、鮮やかな緑には撮れておりませんが記録的に。
ホンセイインコはねぐらに集団で集まります。
川崎の大きなねぐらの木が剪定され、結果、生息域が拡大するという事態が懸念されているようです。ただ、みどりの鳥的に観察していると、繁殖行動なども目撃しているので、緩やかに個体数が増えている気がします。
ただ劇的に急増している気配はなさそうです。本国で農作物被害を被っているということですが、日本ではいろいろなものを食べている様子ですが、「害」までは至っていない様です。今後個体数が増えると気になるところ。
ホンセイインコ動画短め
動画は記録程度です。1羽が飛び立つとつられる様に、他も飛び立って移動して行きます。
とにかく目立つ存在ですが、まさに「みどりの鳥」なので、あまり害鳥を煽るような言い方は避けたいところで、慎重に観察したいところです。
ホンセイインコ基本情報
- 名前:ホンセイインコ 漢字:本青鸚哥 英名:Rose-ringed parakeet
- インコ目インコ科ダルマインコ属
- 全長:40cm
- 留鳥(外来種)
主な特徴
全体的に鮮やかな緑色で、嘴は赤でオレンジ色のアイリング。ワカケホンセイインコは亜種名で、雄は首輪状に、喉から黒、後頭部は少し桃色ががった一周まわる輪があり「ワカケ=輪掛」の由来になっている(別名でツキノワインコとも)。尾羽が長く、先端は尖り青っぽくなる。尾羽の長さは雌は少し短い。
その鮮やかな羽色からも、元々はインド南部やスリランカの野鳥。日本にはペットとして輸入された野生の個体がコンテナ破損から逃げ出したのが主因で野生化したと言われている。「キューキュー」「キュイキュイ」「ピヤ」「ピーヤ」などと大きめの声で鳴く。1000羽を超えるねぐらを形成することもあり、見た人は驚く。
参考
こちらに結構詳しく載っていました。
これを読むと、人間が作った環境でしか適応できない様子。日本に勝手に連れてこられて、懸命に生きる逞しい姿は正に自然の本能かと。
はじめまして。
鳥、野鳥がすきで、近くの鳥たちを観察するのが楽しみです。
当地(九州北部)では、ホンセイインコの目撃はあまり聞かれないように思いますが、群れで見ると壮観だろうなあと思います。
観察記録、種類の特徴などわかりやすく解説くださって、ありがとうございます。
被害がでなければ、この地球に生きる仲間として、温かく見守りたいなあと思います。
ちなみに、雑木林竹林のそばで暮らしていまして、シジュウカラ、エナガが常連さん、イカルの声が聞けて、姿まで見られると幸せな私です。
コメントありがとうございます。イカルの声が聞けるとは羨ましいです!今後もよろしくお願いします。
自分はお隣の宮前区在住ですが
早朝に何羽か連れ立って都筑、港北方面に飛んで行く姿をよく見かけます
座間市でも夕方に群れでいるのを目撃しますね
ありがとうございます!内陸部での活動が活発化しているようですね。