ヨシガモがキレイ@恩田川【動画あり】
ヨシガモ雄が美しくなってきました。今シーズン、恩田川にはヨシガモが複数羽越冬してくれました。やってきた頃より、ナポレオンハットも、笹状に垂れ下がる三列風切羽もいい感じになって来ています。
ナポレオンハットの緑の部分、伸びて来てますねー。垂れ下がる笹状の羽も良い感じですねー。
逆光なので青色っぽいですが3羽並んでくれたので。
ヨシガモ動画も取り放題
近いので動画も取り放題です。飛来した時はエクリプス?と思われる個体もいたのですが、もうみんなバッチリキレイです。映像を見ていると、首輪のような黒いリングも、緑色っぽく見える時がありました。構造色なんですね。
この時雌は見当たりませんでした。恩田川としては、中流域(みどりの鳥的に)から大きく動きませんので、雌もいるときは、7羽確認できました。
過去のエントリー
こちら↓の時のヨシガモの状態と今回の投稿の雄の状態を見比べるとよく雄のキレイさがグッとアップしているのが分かると思います。
別日に撮影のヨシガモ
近年目撃例が増えているヨシガモですが、ちょっと前まではあまり見られませんでした(みどりの鳥観測的に)。代わりにオナガガモが恩田川に少なくなっている気がします。
こちらも1月に撮影ですが、雄だいぶキレイです。奥が雌です。
いつまで恩田川に居てくれるでしょうか?
ヨシガモ基本情報
- 名称:ヨシガモ 漢字:葦鴨 英名:Falcated duck
- カモ目カモ科マガモ属
- 全長:48cm 翼開長:80cm
- 冬鳥として本州以南に渡来
主な特徴
雄の頭部は鮮やかなグリーンとレッドでナポレオンハットの形に似る。英名の「Falcate」とは「鎌のように曲がった」という意味で、おそらく頭部の形状から命名されたと思われる。嘴は黒で上の付け根(額)に白い丸い部分がある。喉元も白でその下に首輪状に黒いラインが入る。体全体は灰色で下尾筒もクリーム色の部分があり目立つ。胸から身体脇は灰色に黒褐色の細かい鱗模様。長い3列風切はカールのように垂れ下がる。雌は他のカモ類同様に茶褐色で、ほぼ目立つポイントはなく他種との見分けが難しいが、3列風切が雄に似て少し長く垂れ下がる。
主な行動
頭を上げて、胸を反りコクンとしたて、お尻上げるコガモに似たディスプレイ(求愛行動)をする。「ホイ!ブルル」と鳴く。水草や種子を食べる。水草や藻などは、浮いているものや川縁などのものを食べる。みどりの鳥地区では、鶴見川、恩田川で目撃例がある。横浜市内では特定の場所で散見される。