ツミ雌雄@横浜市青葉区
ツミの情報をいただきましたので、アップいたします。ツミは1980年くらいから都市部に進出し、みどりの鳥地区でも森より、公園でよく見られるという状況です。しかしながら、その傾向は関東では強いのですが、他の都市部ではあまりないとのこと。
沖縄と近辺の離島にいる、亜種リュウキュウツミも都市部への進出が確認されているとのこと。
ツミ雌
こちらは雌。小さいとはいえタカらしい感じです。
ちょっとひょうきんな表情で面白いですね。
みどりの鳥地区でぼちぼち野鳥観察をしている中学生です。家にあったコンデジで野鳥を撮るうちに青葉区や緑区の自然の素晴らしさに気づき、野鳥観察が趣味になりました。
情報提供者より
何とも嬉しい限りです。ありがとうございます。
ツミ雄
こちらは雄です。ツミの雌雄はこの目の色で見分けやすいですね。
おまけ別日に撮影のツミ雄
せっかくなので、私が撮ったツミもご紹介します。朝日でオレンジ色になってしまっていますが…。場所は言わずもがな、お分かりかと思います。
ツミ基本情報
- ツミ(漢字:雀鷹・英語:Japanese sparrowhawk)
- タカ目タカ科ハイタカ属
- 全長オス25cm〜27cm メス30cm〜32cm・体重75-160g
- 留鳥または夏鳥
主な特徴
漢字も英名も「スズメみたいなタカ=小さいタカ」と表している通り、鳩くらいの最小のタカ。 雄は雌より一回り小さく、虹彩の色は赤褐色、羽(体の上面)は暗青灰色でお腹の脇に赤茶みが少し見られ、細い横斑もある。雌の光彩は黄色で、羽(体の上面)は褐色が混じり、お腹には細めでやや黄色味が強い横斑が尻の方まで続く。雄雌ともアイリングは黄色。幼鳥は、お腹の横に太めの横斑と、お腹の中部にハート型の斑がある。眉班があり、成鳥になるにつれ眉班はなくなる。幼鳥の虹彩は暗めのグレーではっきりしない。翼指は5枚。
主な行動
主に関東では1980年代くらいから都市部に進出し、近年は人の近くの公園の樹木などで営巣する身近な猛禽類となっている。オナガが近くで営巣する傾向があり、ツミによるカラスの防衛を利用していると考えられる。ただ、オナガを捕食することもある。高い声で「ピィョー、ピィョー、ピョーピョーピョピョピョ…」と鳴き、最後の方の音程が下がっていく感じが特徴的で、聴けばすぐに分かる。
その他のツミのエントリー
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。