チョウゲンボウ@横浜市港北区〜新横浜
みどりの鳥地区内では、よく見られるチョウゲンボウ。太い電線に留まっていました。最初は遠かったのですが、しばし留まっていたので、徐々に近づきました。
チョウゲンボウ雌
後ろ姿です。こう見ると複雑な模様ですね。
この場所から、下の草っ原を見渡しています。バッタなどを探しているのでしょうか?
近くにはキジバトも留まっていました。しばしこの場所で周りを見回して、何か見つけたのか飛んで行きました。
チョウゲンボウ@ショート動画でもどうぞ
上の様子をショート動画でもまとめました。セッカの声が聞こえています。
そして、新横浜公園の方に足を進めると、また居ました。ここも、チョウゲンボウを始め猛禽類がよく留まっている場所です。
遠かったので、同個体かの確認はできませんでした。チョウゲンボウはこの辺りでの営巣も確認されています。今年も若鳥が無事巣立ったようです。
おまけのセッカ
ショートムービーにも声が入っていますが、いつも声は聞こえるけどなかなか姿が見えないセッカ。この時は目立つ場所に留まりました。この辺りは結構な個体数がいるっぽいですが…。
チョウゲンボウ雄・別個体別日撮影
この個体は、ちょっと前の2024年5月18日のものです。
羽の模様から雄と分かります。畑に降りていましたが、採餌しているかは確認できませんでした。でも、大体こういう時は虫かカエルか何を見つけている時です。
畑から舞い上がると今度は、こちらに留まりました。これから梅雨本番、そして夏がやってきます。
チョウゲンボウ基本情報
- 名前:チョウゲンボウ 漢字:長元坊 英名:Common Kestrel
- ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
- ほぼ全国で留鳥、または冬鳥(みどりの鳥地区ではほぼ1年中見られ営巣もしている)
- 全長:雄33cm 雌39cm 翼開長:60〜78cm 体重:雄150g 雌190g
主な特徴
雄は、頭部と尾羽上面が青灰色。羽は茶褐色で点状に見える黒褐色斑がある。雌は全体的に茶褐色で灰色味は雄より薄い。羽には黒褐色の横斑(ランダム気味)にあり、が雌雄ともに目の下から頬にかけて涙のよう(一般的にはヒゲのようと説明される)に縦に伸びる黒斑。飛んでいる時の尾羽の黒帯が、雌は目立つが雄は目立たない。
主な行動
ハヤブサの仲間だが、そんなに飛翔速度は早くない。また羽ばたきもヒラヒラとした感じで、ホバリングもよく行う。ホバリングからや、電柱、杭などの先端から獲物を見つけ、急降下して捕える。ネズミやモグラ、カエルやトカゲ、バッタなどの昆虫をよく捕食する。「キィー、キィー、キィー、キキ」や「キュキュキュ」などと鳴く。
一回り小さいコチョウゲンボウは冬鳥でレア。