オオヨシキリ2024@横浜市港北区
ウグイスに負けじと囀るオオヨシキリ。この時期の風物詩です。
オオヨシキリの囀り
目が合いました。この時も周辺でも数羽が囀っているのですが、オオヨシキリのナワバリの範囲は意外と狭いのではないか?と思いました。
オオヨシキリが新横浜公園でどれくらい営巣しているのでしょう?囀りが終わると見つけにくくなるので営巣情報は不明点が多いです。
そしてカッコウに托卵されるとのことですが、みどりの鳥地区ではカッコウは滅多に見られません。
1箇所にとどまることも多いですが、ちょっとづつ移動する傾向もあります。周りに他の個体が近づくとすぐに追い払います。
こちらは同日ですが、別個体。以前モズの高鳴きからナワバリを推測するというエントリーをしたことがありますが、オオヨシキリも興味があります。
オオヨシキリショート動画もどうぞ
行々子 口から先に 生まれたか(小林一茶)とは良く言ったものです。
オオヨシキリ基本情報
- オオヨシキリ 漢字:大葦切、大葭切 英名:Oriental Reed Warbler
- スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属
- 夏鳥(九州以北の河川、河原、湖沼などの主に葦原)
- 全長:18.5cm
主な特徴
雌雄同色で体の上面は薄い褐色。白い眉斑があるが個体差がある。冠羽を逆立てる。上嘴は黒、下嘴は薄黄色もしくは肉色。嘴の中は「赤(オレンジ)」色とされ、一回り小さいコヨシキリは「黄」色。
主な行動
初夏にやってきて、最初は草むらに隠れて控え目に鳴いているが、徐々に枝先や葦の先端などで、「ギョシギョシ、ギョギョシ、ゲゲゲ、キチキチキチキチ」などと騒々しく鳴くようになる。夜も鳴くことがあるとされる。繁殖が始まり、夏が深まると鳴かなくなり、見つけにくい。
みどりの鳥地区では、4月末〜5月初旬にやってきた時は河川の茂みなどで囀り、徐々に葦原に移動してナワバリを構築している。