ヒクイナ【声のみ】@横浜市緑区
声しか撮れませんでしたが、ヒクイナが田んぼにしばし滞在してくれたので、記録としてアップいたします。
ヒクイナ鳴き声動画はこちら
この時は朝の9時くらいでカメラは持っていなかったのでスマホで撮影しました。場所は十日市場近くの田んぼです。暑かったです。
そして次の日、まだ居るかな?と思いカメラを持って田んぼへ探しに行きました。
ここにヒクイナがいたんです
上の写真の畦道のところ。ここに居ましたが目視で、目が合った瞬間田んぼの中へ入ってしまいました。まあ、こちらのただならぬ「居た!」という気配が一瞬で伝わったのでしょう。ものの1秒も見えませんでした。当然撮影もできず。
ちなみに場所は中山方面に移動したらしく、横浜線の車窓から見える、良く知られた大きな田んぼす。
夜もヒクイナ鳴いてた
もう居なくなったかなーと思い、なんとなく歩いていた夜の田んぼにて、またまた鳴き声が!
夜のヒクイナ鳴き声動画【記録】
図鑑には夕方から夜によく鳴くとありますが、まさにその感じ。
カメラを抱えてまた次の日。
ここにいました。が、また撮影できず。最初に声を聞いてから、5日間は滞在していたことになります。
来年からはヒクイナが来る前提で、この暑い時期の田んぼのチェックをせねばと誓うのでした。
短期間でしたら、もっと他の場所にもやってきてるのかも知れません。鳴き声を頼りに皆様も田んぼをチェックしてみてください。もし、「ヒクイナの鳴き声聞いたよ!」という方がいたら、コメント、メールなどで情報提供をいただければ幸いです。
ヒクイナ基本情報
- 名称:ヒクイナ 漢字:緋水鶏 英名:Ruddy-breasted crake
- ツル目クイナ科ヒメクイナ属
- 夏鳥・西日本では越冬
- 全長:23cm
主な特徴
顔から胸、腹にかけて赤褐色。虹彩と脚も赤く、火のように緋いクイナ=ヒクイナという名の由来になっている。嘴は黒でしそれ以外の部分は暗緑褐色で下腹部には他のクイナ類で見られる、白黒の横斑がある。尾羽は短い。雌雄同色。若鳥はほとんど赤味がなく地味。本州で見られる亜種ヒクイナの他に、南西諸島の亜種リュウキュウヒクイナは少し羽色が暗い程度で判別は難しい。
主な生態
水辺(田んぼや湿地、葦原など水深の浅い所で身を隠す場所を好む)を歩き回りながら、採餌(動物性)する。尾羽をピコンと立てる動作が可愛いらしい。よく夕方から夜(今回目撃時は朝)に「コッコッコッコッ」(キョやクォにも近い)と連続で鳴き、「コッコッココココココ…」と一定のペースで短くなってくる特徴的な鳴き方をする。昔の人は、この声を戸を叩く音に例え、古典文学にしばし登場する。