エゾビタキ・ノビタキ@横浜市緑区

今回は珍しく2種類まとめてエントリーとなります。2種類とも単体エントリー情報を提供いただいていたので、「まだ居たよ」的な意味もこめてアップいたします。
しかし、遠かったですね。梢に留まっていたので発見できました。場所は三保市民の森です。
エゾビタキ 三保市民の森にて

白いお腹が目立ちますが、朝日が強く当たっているせいもあります。

撮っている最中のファインダーを見ている時は、コサメビタキかな?と思ったのですが、上の拡大トリミングの写真を見ると縦斑が見えました。縦斑はサメビタキにもある時がありますが、ここまでは目立たないでしょう。

この写真だとお腹が白飛びしてしまっているので、コサメビタキ!と言っていたかも知れません。
この時期しか見られない、エゾビタキ、コサメビタキ、サメビタキの情報をお待ちしております。
エゾビタキの撮影は2024年10月14日です
ノビタキ雄っぽい個体

こちらはノビタキです。場所は小山町ですが、ちょっと目の周りなどが黒っぽく夏羽の要素が見られます。雄ではないかと予想です。
ノビタキ・ショート動画もどうぞ
ちょっと遠かったのですが尾羽ぴこぴこが可愛いです。

虫を探して、草から草へ移っていました。この個体は白い眉斑が目立ちますね。

ノビタキの撮影は2024年10月12日です
エゾビタキ基本情報
名称:エゾビタキ 漢字:蝦夷鶲 英名:Grey-spotted Flycatcher(Grey-streaked Flycatcher)
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属
旅鳥:春と秋の渡りの時期に飛来
全長:15cm 翼開長:26cm
主な特徴
体上面は灰褐色で、羽縁に白い部分があるが個体差もある。体下面は白で、胸に目立つ縦斑があり、似ているサメビタキ、コサメビタキなどと見分けるポイントになる。アイリングは目立たないが。目は黒。嘴と足は黒褐色。雌雄同色。スズメより少し小さく、サメビタキ、コサメビタキより少し大きい。
ノビタキ基本情報
- 名称:ノビタキ 漢字:野鶲 英名:Siberian Stonechat (Common Stonechat)
- スズメ目ヒタキ科ノビタキ属
- 全長:13cm(スズメより小さい)体重:15g
- 夏鳥として本州中部以北に渡来。渡りの時期には本州以南の開けた所に立ち寄る。みどりの鳥地区では、この秋の渡りの時期に田んぼなどに立ち寄ると思われる。
主な特徴
雄の夏羽は頭部、体の上面が真っ黒になり、胸がオレンジ色と目立つ色合いになる。この姿のノビタキをみどりの鳥地区で見ることは難しい。体下部は雌雄ともに白っぽく尾羽は黒。雌は頭部から体上面は褐色で、頭のてっぺんに細く黒い縦斑がある。胸部が雄ほどではないがほのかにオレンジ色。雌雄ともに嘴と脚は黒褐色。冬羽の雄は雌に近い色合いになるが、喉や目の周りが黒い。