チョウゲンボウ雌雄・オオタカも@鶴見川

ここは結構いつもいる鶴見川の監視カメラのある場所です。チョウゲンボウのつがいが仲良く留まっていたので、エントリーいたします。
チョウゲンボウつがい

ちょうど特徴的な羽の模様の違いがよく分かりますね。雄はまず頭部が灰色で羽の先が黒く、このように羽を閉じていると栗色の中に黒の特徴的な模様に見えます。雌も栗色に黒斑が綺麗に並ぶ。どちらも美しい模様ですね。

並んでいると大きさも分かります。雄はやはり一回りから二回り小さいですね。尾羽も他の猛禽類に比べて少し長めです。

じっとしていて、あまり動きません。少なくとも10分以上はこの場所に居ました。

チョウゲンボウはみどりの鳥地区では、ほぼ全域で見られ、営巣も確認されています。
チョウゲンボウ基本情報
- 名前:チョウゲンボウ 漢字:長元坊 英名:Common Kestrel
- ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
- ほぼ全国で留鳥 日本西部では冬鳥で北海道では稀(みどりの鳥地区ではほぼ1年中見られ営巣もしている)
- 全長:雄33cm 雌39cm 翼開長:60〜78cm 体重:雄150g 雌190g
主な特徴
雄は、頭部と尾羽上面が青灰色。羽は茶褐色で点状に見える黒褐色斑がある。雌は全体的に茶褐色で灰色味は雄より薄い。羽には黒褐色の横斑(ランダム気味)にあり、が雌雄ともに目の下から頬にかけて涙のよう(一般的にはヒゲのようと説明される)に縦に伸びる黒斑。飛んでいる時の尾羽の黒帯が、雌は目立つが雄は目立たない。
主な行動
ハヤブサの仲間だが、そんなに飛翔速度は早くない。また羽ばたきもヒラヒラとした感じで、ホバリングもよく行う。ホバリングからや、電柱、杭などの先端から獲物を見つけ、急降下して捕える。ネズミやモグラ、カエルやバッタなども捕食する。
オオタカもひっそりと

少し下流の対岸にオオタカがひっそりと隠れていましたのでおまけでアップします。

ほとんど動かず、キョロキョロとしていました。

隠れているの?と言った感じでしたが、眼光は鋭く光っていました。
オオタカ基本情報
- オオタカ 漢字:蒼鷹、大鷹 英名:Northern Goshawk
- タカ目タカ科ハイタカ属
- 全長:雄50cm 雌57cm 翼開長約:100〜130cm 体重:540g~1.17kg
- 留鳥として九州以北 南西諸島では冬鳥
主な特徴
タカの日本代表。体上面は暗青灰色で、体下面は白で黒く細い横斑があり遠目には白く見えることも。虹彩は黄色で脚も黄色。目先から後方へ黒い過眼線と、白い眉斑が目立つ。雌雄同色だが、雌はひとまわり大きく、羽がやや褐色を帯び、腹部の横斑も少し荒い傾向がある。幼鳥の上面は褐色味が強く、胸から体下部は縦斑になる。翼指は6枚。ハイタカと非常に良く似ている。
主な行動
他の鳥類、時には小型の哺乳類も捕獲して食べる。嘴の鉤爪状は、肉を食べるときに役に立つ。以前は豊かな山林の食物連鎖の頂点に立つ野鳥というイメージだったが、近年都市部への進出傾向があり、ドバト、ムクドリ、オオバン、コサギなどを捕食。また、自分と同じ大きさに近い、カラス、カモ類なども獲物にしている。繁殖期に「キッキッキッ」と高い声で鳴く。みどりの鳥地区では市民の森や、小高い木の上、電柱などの人工物から獲物を狙っている姿が良く見られる。