ヨシガモ雌雄@横浜市緑区【動画あり】
恩田川にヨシガモがやって来ました。ここのところほぼ毎年現れています。他のカモたちもやって来て賑やかになって来ています。
ヨシガモ雄
この時は、雌雄1羽づつが確認できました。エクリプスかな?と思われる1羽がいましたが未判定です。ヨシガモは鶴見川のやや下流にもやって来ています。
雌は地味で、雄と一緒にいないと見逃してしまいます。
ヨシガモ動画
動画は同日に撮影した他のカモたちも含みます。ヨシガモは58秒あたりからスタートです。水草を食べて、後ろに来た雌に渡すかのように見えました(ただ、食い散らかしただけだと思いますが)。
頭部のナポレオンハットもなかなか綺麗になって来ています。もっと冬が深まれば、三列風切羽がカールしてきて垂れ下がるようになり、三角のクリーム色の斑も見えてきて、全体も鮮やかになってくるでしょう。
水草を見つけては食べていました。光が当たると緑色が鮮やかになります。
ヨシガモ基本情報
- 名称:ヨシガモ 漢字:葦鴨 英名:Falcated duck
- カモ目カモ科マガモ属
- 全長:48cm 翼開長:80cm
- 冬鳥として本州以南に渡来
主な特徴
雄の頭部は鮮やかなグリーンとレッドでナポレオンハットの形に似る。英名の「Falcate」とは「鎌のように曲がった」という意味で、おそらく頭部の形状から命名されたと思われる。嘴は黒で上の付け根(額)に白い丸い部分がある。喉元も白でその下に首輪状に黒いラインが入る。体全体は灰色で下尾筒もクリーム色の部分があり目立つ。胸から身体脇は灰色に黒褐色の細かい鱗模様。長い3列風切はカールのように垂れ下がる。雌は他のカモ類同様に茶褐色で、ほぼ目立つポイントはなく他種との見分けが難しいが、3列風切が雄に似て少し長く垂れ下がる。翼鏡は雌雄ともに暗緑色。
主な行動
頭を上げて、胸を反りコクンとしたて、お尻上げるコガモに似たディスプレイ(求愛行動)をする。「ホイ!ブルル」と鳴く。水草や種子を食べる。水草や藻などは、浮いているものや川縁などのものを食べる。みどりの鳥地区では、鶴見川、恩田川で目撃例がある。横浜市内では特定の場所でちらほらと見られる。