ルリビタキ若雄@横浜市緑区

ルリビタキを比較的至近距離で撮れたのでアップします。今回の雄は若鳥です。おそらく第2回冬羽くらいではないかと思います。
ルリビタキ雄(若鳥)

場所は四季の森公園です。いいところに出てきてくれました。バックは枯れ葦ですが。

これでノートリミングなので、近さを体感できるかと思います。
ルリビタキ若鳥と成鳥比較

前回のエントリーで見事な青いルリビタキと近いアングルを比較してみました。全然鮮やかさが違いますね。今回の左は2〜3年、右は4〜5年といった感じでしょうか?白い眉斑のくっきりさや、ベテランと若造といった風格の違いも感じられます。

時々何か見つけたのか、地面に降りていました。こう見るとサイドの黄色もまだまだ鮮やかさが足りません。これから数年かけて綺麗な「瑠璃色」になっていくでしょう。
せっかく近くで取れたのでスライドショーでどうぞ
冬の終わり、ぐぜりや囀りをふいに聞くこともできるそう。
ルリビタキ〜ショート動画も撮れました
近くにはアオジがいました。途中から聞こえるBGMは草笛で、実際に近くで吹いていた人が居たのです。
ルリビタキ基本情報
- 名前:ルリビタキ 漢字:瑠璃鶲 英名:Red-flanked bluetail)
- スズメ目ヒタキ科ルリビタキ属
- 漂鳥・ほぼ全国の平地や山地、森林など
- 全長:14cm
主な特徴
みどりの鳥地区では冬に見られるが漂鳥。雄は鮮やかなブルーでその見た目通り「瑠璃色の鶲=ルリビタキ」という名の由来となっている。青が鮮やかな個体は人気があり、オオルリ、コルリと共に「瑠璃三鳥」にラインナップされる。白い眉斑、喉も白。体下部は少し濁った白。横には鮮やかな黄色の羽があり、英名(Red-flanked=脇が赤い(オレンジ))の由来となっている。雄の成鳥1年目(若い時期)は雌に似てあまり青くない。雄が完全に青くなるには3〜4年かかると言われる。雌は全体的にオリーブ色で地味。白いアイリングがあり、上尾筒から尾羽の上面は青い。幼鳥は雌に近い色合いで、頭部が鱗模様。
主な行動
地鳴きは「ヒンッヒンッ」「カッカッ」とジョウビタキに似ている。高地で繁殖するため、囀りはみどりの鳥地区で聞くことは難しいが「ピーピーピョピョロロ…」と軽快な口笛のような感じでなかなかキレイ。ヒタキ特有の尾羽をピンピン動かす仕草も可愛い。食性は昆虫やクモ、芋虫、木の実などを食べる。