ハチジョウツグミ@横浜市緑区

ハチジョウツグミの情報をいただきました。雨による水溜りが出来た田んぼで水浴びをしていたとのこと。最初はツグミだとばかり思っていたら、確かにツグミのようでツグミでない?
ハチジョウツグミ?
ハチジョウツグミは、八丈島で見つかったからこの名がついたとのこと。日本海側の離島などで冬鳥として稀に見られるが、全国でも目撃例があります。横浜市ではかなりのレア度かと思います。

水浸しですが、まずツグミより、全体的に茶色味が強いです。ツグミは胸の模様や、頬の黒みが強いですが、この個体はそれらも薄茶色です。ただ、ハチジョウツグミは白い眉斑はそんなにはっきりしていないことが多く、この個体は結構はっきりしています。
ハチジョウツグミ交雑?中間個体?

この写真だと尾羽が見えますが、ハチジョウツグミは赤褐色がかかる部分があるとのこと。ですが、この個体では、比較的黒褐色に近いイメージでツグミに近いです。
なかなか難しいですが、ツグミとハチジョウツグミの交雑ではないか?と思いました。ハチジョウツグミも色合いは個体差が大きいようですが、いずれにせよレア度が高い個体です。
もし、詳しい方がいたらコメントやメールなどで情報をいただければ幸いです。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。
情報提供者のサイト
https://zoopicker.com/images/756583
ハチジョウツグミ基本情報
ハチジョウツグミ 漢字:八丈鶇 英名:Naumann’s thrush
スズメ目ヒタキ科ツグミ属
全長:24cm
冬鳥(主に日本海側、南西諸島ほか各地で稀)
主な特徴
ツグミより全体的に赤っぽい。ツグミは喉から胸にかけてエプロンのように白と模様が比較的はっきり分かれるが、ハチジョウツグミはあいまい。体上面は、ツグミに似る個体もあるが、比べると赤褐色味が弱い。少し前の図鑑では、ツグミの亜種として紹介されているが、2020年に別種とされた。超レアで脇がオレンジ色のワキアカツグミというのもいる。
