ツバメチドリ@横浜市緑区・小山町

またしても小山町の田んぼに現れました。ここは、なぜか様々な野鳥が立ち寄るみどりの鳥地区屈指の場所です。今回はツバメチドリの情報をご提供いただきました。
ツバメチドリ

飛んでいる姿がツバメのようということからこの名が付いたとのこと。日本では局所的に観測され、夏鳥として南西諸島で集団で営巣します。
スマートな体型で、飛ぶと翼下面にオレンジ色の部分が見えます。髭のようにも見える黒いライン、紅嘴と、なかなかおしゃれな鳥です。
過去の目撃例
以前、長津田寄りの恩田川沿の田んぼで見たことがあります。乾燥して土がゴロゴロしているところが好きとのこと。羽色もカモフラージュになりますね。

田んぼはちょうど耕し始めた時です。皆様もみどりの鳥地区内で、ツバメチドリの情報をお持ちであればぜひお知らせください。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。
情報提供者のサイトはこちら
https://zoopicker.com/images/762646
ツバメチドリ基本情報
名称:ツバメチドリ 漢字:燕千鳥 英名:Indian pratincole
チドリ目ツバメチドリ科ツバメチドリ属
全長:23〜26cm 翼開長:59〜64cm
旅鳥・南西諸島では夏鳥
主な特徴
額から頭部、体上面は暗灰褐色(土色)。虹彩は黒で、白いアイリング。目の下から伸びる黒い眼下線は、首輪のようにつながる。嘴は前部は黒で後部は鮮やかな赤で口紅のよう(冬羽では薄くなる)。喉から黒の線までは淡黄白色。胸は暗灰褐色で、腹から下は白。飛翔時に見える翼下面に橙色の部分がある。雌雄同色。幼鳥は全体的に成鳥に比べて淡い灰褐色で、嘴の赤もなく、黒い眼下線も無いか淡い。
主な行動
乾いた農耕地、埋立地、荒地など土がゴロゴロしているところを好んで集団で営巣する。チドリ類に見られる、地面を小走りで歩いては止まる、という動作をする。素早く軽快に飛び、翼も長く尾羽は燕尾になり、その飛翔形がツバメ(アマツバメ類)に似ていることが名の由来とされる。「キュ」「キッ」「キュリリ」などと鳴く。
