カワセミ雄幼鳥〜巣穴堀りの動画もおまけ

カワセミが珍しく陸の方に鳴きながら飛んで行きました。そしてちょこんと枝に留まる幼鳥を発見。幼鳥は見ての通り、お腹のオレンジが鈍い色で鮮やかではありません。
カワセミ幼鳥雄

嘴が黒いので察するに幼鳥の雄ではないかと思います。雌は幼鳥といえど、少しは嘴に赤みが感じられます。
そして幼鳥は、成鳥に比べても嘴が短いです。脚の赤みもまだまだですね。
カワセミ幼鳥動画
まだまだ自分で餌がとれないのか、じっとしていました。おそらく陸の方に飛んで行ったカワセミは親鳥だったのでしょう。「餌とってくるから待っててー」といった感じでしょうか?
動画の後半は背中を向けますが、背中のコバルトブルーはなかなか立派です。

親鳥が来ると見越して20分くらい構えて待ってたのですが、この幼鳥も動かず親鳥も来ず。諦めました。もしかしたら私が立ち去った後、ダイブにチャレンジしてたかも知れません。
カワセミの巣穴堀り?
こちらはかなり前にですが、カワセミの雌雄が交互に土手に穴を掘っている動画が撮れたのでショートでアップしました。
カワセミの巣はなかなか見つけられませんが、正直、ここは実は護岸工事中の土手で、数日後には削られてしまってました。
「そこは掘っても営巣は出来ませんよー」って教えたかったのですが術もなく。ただ、雌雄でこうやって協力して巣穴を掘るんだなっていうのは確実に分かりました。
カワセミ基本情報
- 名称 カワセミ 漢字:翡翠、翡翆、魚狗、川蟬
英名:Common kingfisher - ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属
- 全長:17cm
- 留鳥(ほぼ日本全国で一部は漂鳥)
主な特徴
みどりの鳥地区でも河川はほぼ全て、公園の池や、田んぼの用水路などでも見ることができる。特徴は数多く、似ている鳥はいないので見間違えることはない。体上面の美しいブルーは羽の微細な構造によって、光の当たり具合で緑っぽくも、青っぽくも見える。お腹面はオレンジ色。喉と耳羽は白。雌雄同色で、脚は赤、雌の下嘴は赤みがかかる。雄の嘴は黒。頭部は空色の小さな斑と黒の縞模様。幼鳥は全体的に色がくすんでいて、嘴も短め。
主な行動
水面に近い枝の上から獲物を見定めて飛び込み、魚や甲殻類、水生昆虫、両生類などを捕食する。枝がない場所では、ホバリングから水面へ飛び込むことも良くする。求愛給餌の際、ちゃんと食べやすいように餌の向きを揃える。秋になると2羽でシンクロダンスのような動きをし、若鳥と縄張り争いをする様子が見られる。野鳥ファンのみならず、みんなから大人気の野鳥である。



